姿勢が一番、ということを発信し続けましょう。
以下、まことに平凡な話で恐縮です。
発信しつづける前提として
まず、相手を把握しておかねばなりません。
有効な発信が出来ませんから。
基本的にどういう子か。
どういう「当たり前」か。
いまの勉強の状態はどんなか。
日々の流れの中で加減も必要です。
のべつまくなし口に出していると嫌がられることも
あるでしょう。
(そうならないように云わねばならないのですが)
必要な時には必ず「姿勢」のメッセージを送ります。
説教は極力少なく。
相手の納得をうることが大切です。
タイミングも大切ですし場合によりテクニックめいた
ことも必要かもしれません。
もちろん
云わないでガマン、もテクニックの一つでしょう。
似ていますが
仕掛けをしてじっと待つ、こともあります。
何かカンジワルイ言い方ですけれども。
例えば覚えるべきことがあるとして
「これは覚えるのですよ」程度を繰り返したあと
何度言っても覚えてこないときに初めて
その非を諭すとかね。
◎
およそ「出来ないときがチャンス」です。
できないことのオオモトはどこか。
勉強に対する姿勢ではないのか、と。
○
涙も同様にチャンスです。
もちろん、こちらが叱って涙が出る場合は別。
その時は外からのプレッシャーで泣かせているので
チャンスにはなりにくいと考えます。
涙が出るときも様々でしょう。
分らないから涙が出る
出来ないのでくやしい
行き詰まるとすぐ泣く子もいます
恥ずかしいときに、という子
自分が情けなくて泣く子
あるいは、ただなんとなく悲しい
何かに不満だが対象が見つからない
・・・などなど
諭しや説教やが身にしみる涙が、勉強などには
一番です。
きちんと話をしてこちらの言いたいことを
分ってもらいます。
◎
私は集団授業の形態では叱るときに
本気で怒りました、ものすごく。
怒ってはいけない、叱るのだ
という話しがよくありますが私はウソと思います。
まず、怒る。心の底から。
そして外への出方を制御する。
(手が出ないようにする工夫とか)
そして周りの生徒に理解できる説明。
「そうなんだ、井上が怒るのも分る」
できれば、ここで納得の涙があれば。
そうは言っても私も常にきちんとできていたわけ
ではないハズです。
下手な講師でしたねえ。
◎
涙から話が外れました。
他の塾のワルクチを、と思っていたのですが
明日です。
(特定のところへのワルクチではありません)
いつも話が長くなりますね。
まるで「浦沢マンガ」
あんなに面白ければ長くてもいいけれど。
2.28