三江線

廃線

『あとはまた春の夢なり三江線』

三江線にお別れです。
たしかに使い勝手の悪い鉄道でした。

でも、叱られるけれど、人がいない電車って最高！
ついでに私まで不要かもしれない。

これが生き残れないなんて・・

値上ラッシュ

４月から値上げラッシュだそうですね。
政府が音頭をとっての値上げ、収入のない者には
きつい。
年金以外は貯蓄を取り崩さねば生きられません。

年金生活者だって、ドロボウみたいに言われますが
若いころからずっと支えてきた我々を何だと考える！

まったく「ったく」なのであります。

世の中には資産・貯蓄がたっぷりとある御仁も
おいででしょうが、私のような者も多い筈です。

何はともあれ生活防衛を考えねばなりません。
無い袖は振れないのですから支出を工夫しなければ。

かといって減らすだけでは息切れするにきまっています。
できれば長続きさせたいものです。

○
食費が10%上昇するとしましょうか。
100円でまかなっていたものが110円払わねばなりません。

一週間で700で済んでいたものが770かかるわけです。

で、取敢えず目標をたてます。
770ではなく、もとの700を割り込めないか。

100のものが110になろうっていうのに
90で済ませちゃう、３日
さらにケチって１日は80
（ニッシンをマルちゃんにするようなものか）

その代わり旧来のレベル=値上げ後110の日も２日
さらにはプチ贅沢で120の日を１日

これで１週間690になります

○
これなら何とか続きませんかね？
カミサンの賛成があればの話

外交なし

昨日も北朝鮮から中国へという動きがありました。
本日の速報で、訪れたのは金正恩とのこと。

めまぐるしいほどの動きですね。

アメリカ、中国、北朝鮮、韓国、それぞれが
活発に動いています。

各国に大いなる主体性が見られるようです。
もちろん相手との距離関係を絶妙に取り
場合によれば激しく主張し合いと
見事な外交が繰り広げられているようです。

○
東アジアで唯一、カヤの外に置かれているのが日本、
まったく何をしているのでしょう。

各国から完全に見くびられているようです。
（外交に限ると願いたい）

「どうせ、何か決まったら後をついてくる国だ。
　途中で何かアプローチしても返事はしないし。」

政治家も官僚もリスクを取りませんね。
狡猾すぎるのかもしれません。

○
アメリカが貿易障壁を強くしています。
中国だけがターゲットなのではなく
日本もしっかりと狙われているようです。

そんなトランプの動きに日本は何をしているか。

「理解を得るように粘り強く話し合いたい」

口先だけでしょうね。
少なくとも現在まで何の動きも起していないようです。
しばらくはやられっ放しでしょう。

軍事、経済、文化、マスメディア・・
すべての面で米国に首根っこを押さえられています。
それを情けないと思わない国民もいけませんね。

正夢か

夢といえば漱石である。
私のやうなド素人が書けるものではない。

ところが先日の夢、ごく短いものであつたが
なぜか忘れられない。
書きとめてみる。

○
我が町が洪水にあつた。
迨風に襲われたのか一面水びたしである。

膝までも届かないものであるが厄介だ。
どうすればよいと思案していた。

「もしもし」
聲をかけられた。
よく知らぬご婦人が箱をささげてをられる。

「お宅のじゃございません」

開けると、ケーキのやうに猫がマルまつてゐた。
人を見あげ幾ぶんか不機嫌そうに口を開けた。

（にゃ）

音にならないメッセージである。
洪水が気に入らないらしい。

「カラちゃん」

「ニャー」
黒猫は今度は聲をだした。

「お前、死んでただろ」

たしかに、と言ひたげである。
ぺろりと鼻を舐めた。

連ドラ

坂元ドラマ『anone』も終わりました。
視聴率は悪かったそうですね。
ま、そうでしょう。

期待していた世界と違うので「いまいちかな」と
いう感想になったのでしょう。
私たちもそうでした。

連ドラって御気楽な世界が中心です。
そこへ難しい物が入ってはキツイですよね。

松竹新喜劇のつもりで見に行ったら難しい不条理劇
だった、そんな感じでしょうか。
連ドラってせいぜい古典歌舞伎程度に止めてほしい・・

現実と夢の交錯する世界をバラバラと並べているので
戸惑ってしまうのです。（不親切でした）

本当は、現実って何だ？ではあるのですが。

子供から大人になっても人間としてのコアは
変わらない部分があるようです。
小さい頃のまま大きくなっていたり
幼いころの夢がその人を支えていたり。

「あのね」で始まる物語を皆さん持っているのでは？

現実と違う夢物語でも構わないのですから。

○
夢だ、と分かってからどう生きてゆくか
大それたことは不要です。

いつまでも夢をどこかに抱えている人生が送られれば。
（思い出も夢と同じ世界です）

身の丈に合った自分であれば。

もう死にそうなトシになって気が付いて、
遅きに失しているのですが

回鍋肉拉麺

世の中、腹がたつニュースばかりですね。
くそムカつくと言いましょうか。

これにコメントするとメディアで流れているのと同様な
ものが出来上がります。
それでまた不愉快。

されど国民として文句は言わなければ、とも思うし。
悩むというほどではありませんが時は流れます。

○
とりあえず喰い物の話でも。一行程度。

春キャベツのホイコーロー、美味いですよね。
ひーはーという辛さとキャベツの甘さが堪えられません。

で、これをあえて翌日に残します。
多目にね。

昼、みそラーメンにトッピングしました。
合いますよ。
寒い天気にもってこいです。

○
こんなので日々誤魔化して生きています

好き好き

微妙な話です。
私が申し上げるのは学問的なことではありません。
幼いころからの思い出まじりの実感にすぎません。

○
ぶんどうと豌豆(ｸﾞﾘﾝﾋﾟｰｽ)は同じものか。
やはり味が違いますね。

そぼろとデンブは同じ物か。
違うと思います。

｛そぼろは尾道ではオボロと言っていたように
　記憶しています。
　オボロも共通語らしいのですが、海老のおぼろと
　言っても、少なくとも現在は通じないでしょう｝

「どっちも同じだよ。
　目隠しテストしてやろうか」
・・と言われちゃうかもしれません。

それでもなお私は言います。
「違うって。
　例えば小エビをね、すり身にして甘めの薄味をつけ
　炒り焼きして、ぼろぼろの小さな塊の集まり状態にする。
　これをおぼろという。
　デンブのような安物とは出来が違うんだ」

＊
「オレには同じにしか思えないけれど」
少なくとも現実の値段の差ほどのことがあるか、と
言われそうです。

保広の「ちらし寿司」でも上記「同じ派」からは
コスパが悪いんじゃないの、と言われるかもしれません。
そう思える人はそれで宜しいのです。

私は、小エビのおぼろをふんだんに使ってある、ちらし寿司を
高いなどと思ったことがありません。

｛関東のちらし寿司ではなく、バラ寿司と呼ばれるもの｝

○
いかにも威張って「俺は違いが分かる」と言ってる風ですが
違うと思います。

マグロは赤身が好きですし、豚はバラばかり！

カップ麺、レトルトカレー、白粥、雑炊、駄菓子、ハギレもの
・・・などなど大好物でカミサンに呆れられています。

ぶんどう

ぶんどう(文豆)が出てきました。
長崎産

少し早いなと思いましたがつい惹かれました。

佐伯区楽々園の八百屋さんです。
毎年ぶんどうを扱ってくれる店。

○
シンプルに、じわっと豆を煮ます。

昆布出汁、塩、みりん、めんつゆで
少し濃い目の味にしました。
豆の甘さが引き立ちます。

豆ご飯にしても良いし
酒のアテにもなります。

○
一度、テンプラにしてもらいたいですね。

尾道・保広

墓参り。
すっかり春でした。

時折うす日が差す陽気です。
ときたま吹く浜風が心地よく、そうだ
これが尾道だった、と思いだします。

すっかり寂れてしまった町ですが
若い人の店もちらほらあるだけ、まだマシか？

○
海岸通りの「保広」
小さな店で、いつも客で一杯です。

昔ながらの尾道の味が伝わっていますね。

まず、魚が抜群に美味い。
鮮度がたまりません。

それぞれの味が際立ち、歯ごたえがよく
美味しい香りが鼻をくすぐります。

ちらし寿司についているエビの酢物
小エビはぷりっとして甘く
（下処理を思うと、タイヘンですねえ）
イカは適度な隠し包丁で噛みやすい（味は勿論）
タイは沖〆で歯ごたえよし
マグロは舌でとろけます。

若布の鮮度、胡瓜の歯触り、・・
作り置きしていない皿の有り難さ。

酸っぱすぎず、甘過ぎない味付けも抜群です。
もちろん塩分も蔭で力を発揮していました。
薄味だけどチョー美味い。

（味噌汁と鮨はまた次回）