ドビンが死んだ

2010-07-04 10:58:13 | 塾あれこれ
「観光犬」ドビンが死んだ。

新聞によると18歳だとか。
もう何年も前から尾道の本通りで見かけるたび
ずいぶんヨレヨレだなあ、と思いましたが
長生きだったのですねえ。

尾道に行くたびに、いたとか今日はいないとか
気になる存在でした。


私はネコ派ですがワンコも嫌いではありません。

ただ小さいころから一緒に暮らしていないと
心の奥のヒダが感じられないと信じているので
ネコしか飼えません。
残念。

ドビンはしばしば道のわきにへたりこみ
人を見上げていました。

何だか哀しそうな目に見えましたが。
犬派ではないから、間違いかもしれません。

人間と付き合いが長くなると地球上の
哀しみをよく知るようになるのかもしれませんね。


『尾道の夏のあつさが来る前に』

油揚と椎茸の煮物

2010-07-04 10:33:07 | 食べる
椎茸といえば(干したもの)が常識だったのに
いつの間にか生シイタケをさし、元々椎茸で通じていたものが
わざわざ「干シイタケ」と言わねばならぬように
なってしまいました。

ヤですねえ。

何でも、ころりと変わる国民です。

いったん変わってしまうとそれに合わせないと通じないから
一種の言葉の暴力なのですが、メディアが発達したこれからは
今まで以上にこの「暴力」がはびこるでしょう。

だから、意識して言葉を守るべきなのに。


話が逸れました、シイタケに戻しましょう。

エコな生活には干物が役立ちます。
冷凍庫にない良さがありますよね。
我が家では干物を結構ストックしています。

(生椎茸じゃ素麺の出汁はとれませんしね)


しかし、世の中のTVでは生椎茸のレシピしか
扱わないことが多いでしょう。

生の代わりに干物を戻して使ってよいものか
留意点があるのか
ちょっと悩む場合もあります。

7/2放送の『上沼恵美子のおしゃべりクッキング』
「油揚と椎茸の煮物」でした。

その前の春雨料理も美味でしたし、宮崎先生のレシピは
良いですねえ。

やはり天才。
辻調のモーツアルトと言いたいですが
なにわのモーツアルトのイメージがかぶるといけない?

彼は家庭料理もよく分かっておられる。

それにしてもこんなにシンプルなレシピでよいのか
というほど磨き上げた(=削り込んだ)料理です。

ここまでくるとマジックですね。

美味シンだ、これが。
甘い料理はあまり好まない私が美味いと言うのです。


このレシピの場合、しっかり生椎茸を炒めることが
ポイントのようですが干しシイタケは可能か?
大丈夫な気もするのですが、どうでしょう。
それとも生じゃなきゃイマイチかなあ。