矛盾だらけ、と言われるけれど

2010-07-09 21:41:43 | 塾あれこれ
「言ってることが違うじゃん」
カミサンによくツッコマレます。

私は「そうではなくて、あなたこそヒトの言うことを
きちんと聞きなさい」
と言いたいところですが気が小さいので言えません。

その分をブログで発散させているわけです。


短い文では「Aです」と言い切ることが多くなります。

「それは場合によりAではないということもあるけれども
 およそAとなることが多いといえる。 
 もちろんBということもありうるが・・・」

なんて書いても何も言っていないに等しくなるオソレが
ありますから。


短い文では、たとえば
「美味しいものといえば、のどが渇いたときの水」と
言い切ります。

別のところで「日本人にはやはりお米」
「美食は牛でしょう」

なんて書く場合もあるでしょう。

(ホンネはいったいどれやねん?)

とツッコマレますが、云わんとするところをお汲みとり
願いたいものです・・・

ムリ?上手に書け?

難しいのですよ・・・


で、矛盾する話。

前、務めていた塾では「アタマを使わないのは(作業)。
アアマを働かせて初めて(仕事)と云える」
と口癖のように言っていました。
(自らをカエリミズではありますが)

今でもそれは正しいと思います。
常に頭を働かせなくてはいけません。


けれど、ルーティンワークも仕事なのです。

紅葉まんじゅうを焼くのも仕事
家を建てるのも仕事

同じことを繰り返すのも立派な仕事です。


さらに、職業に貴賎がないのと同様に
仕事に上下はありません。

高級料亭が上で、街の食堂が下か
そんなことはありません。

でも何となく上下をイメージする人が多いですね。

日本刀を打つ方は包丁づくりを軽く見られる・・
かもしれません。

けれども、難易度が低いからと言って包丁づくりが
下位にあるとは思えません。
世界が違うのですから。

タコヤキとパスタを比べても意味がないのです。


塾やその近くの業界でも似たことがあるのでは?

毎日の仕事に追われっぱなしの私ですが
目の前の生徒にサービスするだけが仕事なのです。
それ以上「立派な」仕事をする必要はありません。

もちろん業界を束ねるエライさんも「仕事」
小さな塾で日々追われるのも仕事。
上下はありません。

ただ、収入はねえ・・・