大人の病気を若い人にも「持ってくる」話に
昨日、少し触れました。
反対に子供の病気を大人に広げることもあります。
ADD Attention Deficit Disorder
(=注意欠陥障碍とも注意力欠如障碍とも訳します)
これなども成人ADDがよく言われます。
忘れ物・落し物の多い私も、かなあ?
この病気に多動性が加わるとADHDという最近
よく耳にする病気になります。
ADHD Attention-Deficit Hyperactivity Disorder
(=注意欠陥多動性障碍)多動性は活動性とも訳します。
行動が「ハイパー」なのです。
他の子に同調できず授業中に教室内を動き回るなんて
見聞きされますよね。
昨日触れたPMDDは病気であるか怪しいとも言われ
ますがADHDは一応病気として認められます。
ただし、学者により定義も違い、従って患者数の推計も
数%~10%以上と幅広く、ただ単に落ち着きが無い
とか活発な子とか、教室での教師の力量のなさからくる
行動をADHDと疑うなんてこともあるようです。
○
なお障碍者の方を漢字制限から障害者と書くことが普通
ですが、加害性があるみたいで良くないことです。
上記もdisorder=不調、ですから「障(害)」は良くなく
障碍と書くべきと思います。
随分前に高島俊男さんの本で知っていたのですが、一般に
(障害)が使われているのでついそれを書いていました。
これからは極力注意しましょう。
○
さて、当塾に通われていない方からご相談を受けることが
あります。
子供のことでお悩みのとある母親から電話がありました。
色々と聞いてみるにそれは普通はADHDなんてものでは
ないのではないか。
専門家ではありませんから勝手な素人判断はできないと
断った上で「でも多分昔からよくおられる、活発なというか
落ち着きが無いというか、それじゃあありませんかね」
と申し上げますと
「ええ、検査でもそう言われました」
・・・・→ちょっとズッコケ
それなら、たかが塾に聞かれなくても、なのですが
親というものは子供さんが気になるのですねえ。
○
ADHDという言葉をご存じなければクダンのお母様も
検査に連れて行くなどというご心配はなかった筈です。
どこかが不安を煽っているせいかもしれません。
検査して、万が一病気だったら軽いうちに治したい。
よい治療法や、効く薬もあるそうだ。
生活様式や食事、補助栄養食品なども知っておかねば、
そういう気持ちになるのは当然でしょう。
私だって少し具合が悪いと上記の反応をします。
薬には強弱はあれど副作用があります。
薬に頼ることで基礎的な体力、免疫力を落とすかも
しれませんね。
でもつい、ささっと治したいですから。
ところが長期的に見て害があるかもしれない。
抗生物質を不正確に使用して耐性菌を作るお手伝いを
しているかもしれません。
◎
我々も新しいことを知らねばなりません。
仕事上でその知識=言葉を使うこともあります。
もちろん煽ろうなんて気持ちはありませんが
結果として、言葉を広め、煽る方向にわずかでも
手を貸していることになりはしないか。
昔から大勢いた落ち着きの無い子を
病気にしてはいけませんよね。
親の不安を上手に利用している産業もあるはず。
近頃は成人ADHDで薬を売っているとか。
昨日、少し触れました。
反対に子供の病気を大人に広げることもあります。
ADD Attention Deficit Disorder
(=注意欠陥障碍とも注意力欠如障碍とも訳します)
これなども成人ADDがよく言われます。
忘れ物・落し物の多い私も、かなあ?
この病気に多動性が加わるとADHDという最近
よく耳にする病気になります。
ADHD Attention-Deficit Hyperactivity Disorder
(=注意欠陥多動性障碍)多動性は活動性とも訳します。
行動が「ハイパー」なのです。
他の子に同調できず授業中に教室内を動き回るなんて
見聞きされますよね。
昨日触れたPMDDは病気であるか怪しいとも言われ
ますがADHDは一応病気として認められます。
ただし、学者により定義も違い、従って患者数の推計も
数%~10%以上と幅広く、ただ単に落ち着きが無い
とか活発な子とか、教室での教師の力量のなさからくる
行動をADHDと疑うなんてこともあるようです。
○
なお障碍者の方を漢字制限から障害者と書くことが普通
ですが、加害性があるみたいで良くないことです。
上記もdisorder=不調、ですから「障(害)」は良くなく
障碍と書くべきと思います。
随分前に高島俊男さんの本で知っていたのですが、一般に
(障害)が使われているのでついそれを書いていました。
これからは極力注意しましょう。
○
さて、当塾に通われていない方からご相談を受けることが
あります。
子供のことでお悩みのとある母親から電話がありました。
色々と聞いてみるにそれは普通はADHDなんてものでは
ないのではないか。
専門家ではありませんから勝手な素人判断はできないと
断った上で「でも多分昔からよくおられる、活発なというか
落ち着きが無いというか、それじゃあありませんかね」
と申し上げますと
「ええ、検査でもそう言われました」
・・・・→ちょっとズッコケ
それなら、たかが塾に聞かれなくても、なのですが
親というものは子供さんが気になるのですねえ。
○
ADHDという言葉をご存じなければクダンのお母様も
検査に連れて行くなどというご心配はなかった筈です。
どこかが不安を煽っているせいかもしれません。
検査して、万が一病気だったら軽いうちに治したい。
よい治療法や、効く薬もあるそうだ。
生活様式や食事、補助栄養食品なども知っておかねば、
そういう気持ちになるのは当然でしょう。
私だって少し具合が悪いと上記の反応をします。
薬には強弱はあれど副作用があります。
薬に頼ることで基礎的な体力、免疫力を落とすかも
しれませんね。
でもつい、ささっと治したいですから。
ところが長期的に見て害があるかもしれない。
抗生物質を不正確に使用して耐性菌を作るお手伝いを
しているかもしれません。
◎
我々も新しいことを知らねばなりません。
仕事上でその知識=言葉を使うこともあります。
もちろん煽ろうなんて気持ちはありませんが
結果として、言葉を広め、煽る方向にわずかでも
手を貸していることになりはしないか。
昔から大勢いた落ち着きの無い子を
病気にしてはいけませんよね。
親の不安を上手に利用している産業もあるはず。
近頃は成人ADHDで薬を売っているとか。