サウンドプラスワン・音見習

2009-09-01 09:39:02 | 塾あれこれ
人が「こいつアホか」と思うようなところで泣きます。
加齢でしかたない、のでありますが。

NHKTVのSoun♪+1
8/28の放映が良かった。

まったく予想外で、泣いてしまった。

名古屋西高校の津軽三味線部「音見習」が
自主公演にあと一ヶ月というところで
吉田兄弟に助けてもらう、
なんていう、まあありきたりの、ヤラセもありそうな
感動のパタンも一緒で。。

それを言っちゃあおしまい、なんですが思うとおりの
内容といえば、そうでした。

で、どこで泣いたの?

初めから十数分のところあたりからウルウルきて
涙が流れ始め、途中から涙滂沱。なだそーそー。

この番組を見た方がおられたら???でしょうねえ。

最後に演奏を終えた高校生も涙、ここはお約束。
でもやはり泣けます。


ひとつにはカミサンがいなかったことがあります。
30日にビデオを見たのですがこの日はカミサンが
投票所のアルバイトをして留守だったのです。

いいねえ、心おきなく泣けました。


吉田兄弟の実際の指導は3回。
高3は勉強で部活動に入っていません。

高1と高2なのですが、高1は入部で初めて津軽三味線、
なんて子も沢山いたようです。
数ヶ月しかたっていない高1が過半数ですから・・

音からしてさっぱりだったのですが次第に上手くなり
見違えるような演奏会になりました。

高校生がみんなとても可愛い。
カメラが回っているので、みんな緊張もあり逆に
頑張ってみせたりもしているようなのですが
基本的に純粋ですね。
感動できる、って素晴らしい。

「できねー」とか言う子を励ましたりしています。
「やるしかないじゃん」って。

昔からこうだったし、今もか、と思いますね。

TVがきてるから、頑張る面もあるでしょう。
でもそんなことより皆で音楽を作っていくことが
最高の(教育)になっています。

上からだけが教育じゃないんですよね。
当たり前だけど、実際を見ると「いいなあ」

私は「個別で勉強」派ですがクラブほかの活動での
成長を大切に思います。

べつに学校じゃなくてもとは思いますが。
(幕の内弁当のような学校教育はもう古い!)

生きてゆく様々な場面で教育があり
やろうよ、という気になってくれれば随分のことが
できます。

若い人をみていればその可能性は眩しいですね。


歴史が変わった、選挙でした。
投票所で家族連れの若い方が目だったように思います。

与野党を問わず、一票を信じて足を運んだ人たちを
裏切らないように願いたいですね。