五十肩の通院が続きます。
ふだんサボっているので仕方ないですか。
まだ就寝時に左を下にできません。
○
通院先の院長は独特の治療法をお持ちです。
全く痛くない治療で、体が軽く、柔らかくなります。
さすが、ですよ。
ベッドの上であっち向いたりこっち向いたり
背を押されたり腰を曲げられたり
という治療です。
(ただし普段は先生の治療はなく、療法士)
ある時、2ヶ月ぶりの問診を済ませて
「はい、ベッドに」
横になると先生が「じゃ左を下にして、
左が下で痛くありませんか」
院長は今のことを聞いたつもりでしたが
私は問診の続きで日常生活の話と思ってしまった。
「まだ左が下では眠れません」
「普段はまだそうでしょうね。
今はどうですか、痛いですか」
口ぶりに(あほか、まだそんな状態であることくらい
分ってる。今の話じゃ)
という感じがありありと浮かんでいました。
意思疎通の齟齬で、まあ日常誰しもよく経験すること
です。
○
カミサンにもよく言われます。
「それじゃ何を言いたいのか、通じません」
「アレをナニして」じゃワカランか。。
実は話が多少具体的なほうが起き易いものです。
「書類置いときます」
処理をしたものをおいたのか、まだしていないものか。
お互いが勝手に思い込んでミスになることがあります。
○
よくある話ですが立場に差があると、笑い話になるとか
分らないと問い返せとるか、ができません。
映画『精神』でも先生が医療従事者への講演で
(一方的な意思伝達)の危険を説いておられました。
言う側の不正確な部分を、聴く側が自分流に(思い込む)
のです。
立場に差があると、そうせざるを得ませんね。
○
生徒に話をするときに私も似たことをしてないか、
はなはだ心もとないところです。
生徒に説明をするとか、答えまで教える、などの場合は
まだ上記の齟齬は少ないでしょう。
質問があってヒントを出す。
このときは難しいですね。
相手がこちらの意図を正確に捉えられる表現を
出来ているかどうか。
間違った風に捉えて、ヒントをもらったのだから
分らないけれどそれをもとに考えねば・・
などと混乱していても、こちらは暫く分りません。
気がついたときに「あほか」という空気が出ていや
しないか。
「あのねえ・・」なんて少し怒ってたりして。
生徒は、お前のヒントが悪いとは思わないし
言えないし。
正確に伝えようと思うとヒントになりにくいこと
もあります。
相手の現在の学力と意欲、質問内容を踏まえて
瞬時にこの程度のヒントを、とやるのですから
難しいことです。
たとえヒントの意味を正確に捉えていても
そこから考えることが難しいようなヒントを出すこと
も多いのです。
生徒には「オッサン、よー分らん」でしょうねえ。
◎
写真は尾道の二階構造の井戸のあと。
使っていたのを知っています。
ふだんサボっているので仕方ないですか。
まだ就寝時に左を下にできません。
○
通院先の院長は独特の治療法をお持ちです。
全く痛くない治療で、体が軽く、柔らかくなります。
さすが、ですよ。
ベッドの上であっち向いたりこっち向いたり
背を押されたり腰を曲げられたり
という治療です。
(ただし普段は先生の治療はなく、療法士)
ある時、2ヶ月ぶりの問診を済ませて
「はい、ベッドに」
横になると先生が「じゃ左を下にして、
左が下で痛くありませんか」
院長は今のことを聞いたつもりでしたが
私は問診の続きで日常生活の話と思ってしまった。
「まだ左が下では眠れません」
「普段はまだそうでしょうね。
今はどうですか、痛いですか」
口ぶりに(あほか、まだそんな状態であることくらい
分ってる。今の話じゃ)
という感じがありありと浮かんでいました。
意思疎通の齟齬で、まあ日常誰しもよく経験すること
です。
○
カミサンにもよく言われます。
「それじゃ何を言いたいのか、通じません」
「アレをナニして」じゃワカランか。。
実は話が多少具体的なほうが起き易いものです。
「書類置いときます」
処理をしたものをおいたのか、まだしていないものか。
お互いが勝手に思い込んでミスになることがあります。
○
よくある話ですが立場に差があると、笑い話になるとか
分らないと問い返せとるか、ができません。
映画『精神』でも先生が医療従事者への講演で
(一方的な意思伝達)の危険を説いておられました。
言う側の不正確な部分を、聴く側が自分流に(思い込む)
のです。
立場に差があると、そうせざるを得ませんね。
○
生徒に話をするときに私も似たことをしてないか、
はなはだ心もとないところです。
生徒に説明をするとか、答えまで教える、などの場合は
まだ上記の齟齬は少ないでしょう。
質問があってヒントを出す。
このときは難しいですね。
相手がこちらの意図を正確に捉えられる表現を
出来ているかどうか。
間違った風に捉えて、ヒントをもらったのだから
分らないけれどそれをもとに考えねば・・
などと混乱していても、こちらは暫く分りません。
気がついたときに「あほか」という空気が出ていや
しないか。
「あのねえ・・」なんて少し怒ってたりして。
生徒は、お前のヒントが悪いとは思わないし
言えないし。
正確に伝えようと思うとヒントになりにくいこと
もあります。
相手の現在の学力と意欲、質問内容を踏まえて
瞬時にこの程度のヒントを、とやるのですから
難しいことです。
たとえヒントの意味を正確に捉えていても
そこから考えることが難しいようなヒントを出すこと
も多いのです。
生徒には「オッサン、よー分らん」でしょうねえ。
◎
写真は尾道の二階構造の井戸のあと。
使っていたのを知っています。