いすゞの大型トラック、ギガが最近フルモデルチェンジされ、2代目へ世代交代されましたが、ここではギガの御先祖様となるニューパワーにスポッを当ててみましょう。
ニューパワーはそれまでのTD/TP型の後継モデルとして1972年に登場、1970年代~80年代前半のいすゞのフラッグシップとして君臨しました。カーゴやダンプ、消防車など豊富なラインナップで幅広い需要に応えていましたが、さすがに近年はタマ数が激減してしまい、姿を見ることが少なくなってきました。数少ないながらも撮影した画像を並べてみましょう。さすがに前期型の画像はありませんが。
ゴリラ顔といわれた中期型のV10SSの重機台車、V10SSはV型10気筒エンジン搭載モデルの大排気量/高出力仕様となります。
同じくゴリラ顔で、こちらは企業の自衛消防車です。V10のエンブレムがないのでエンジンは直6?
ロボット顔といわれた後期型から、ワタシが撮影できてるのは重機台車ばかりですね。V10SS。
こちらもV10SSの重機台車。クレーン付きですね。
最後はコチラ。またもや重機台車ですが、しかし、こちらは12気筒のV12SS!ダウンサイジングが進む21世紀の現在では考えられないマルチシリンダーのエンジンを搭載です。
1983年には世代交代され、後継モデルの810シリーズに移行、さらに1994年にギガに生まれ変わり、いすゞの大型トラックの系譜は現在につながっていくわけです。
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