宮古と南三陸

2012-07-05 | ノンジャンル
友人が仕事で宮古に行く用事があり、現地の様子を撮ってきました。 写真を送って頂きましたので「鉄道周辺」の写真を紹介いたします。


DCが駅構内で津波に襲われ脱線していた津軽石駅です。 釜石方から宮古に向かい、二つ手前の駅です。


バス運行についての貼り紙がしてありました。


駅名票。 駅周辺も大きな被害を受けました。


宮古方です。


釜石方、こちら側に脱線したキハ110系が斜になって停まっていたはずです。


津軽石から一駅宮古駅寄り、宮古の1つ手前の駅磯鶏(そけい)の脇の公園に静態保存のキューロクが居ます。


無事です。


変形テンダーを付けています。


青森の入換機だったカマ9625です。

説明書きに9600形の25番目と、間違ったことが書いてありますがご存知の通りトップナンバーは9601ではなく9600ですので26番目のキューロクです。


無事で何よりです。


湾の形が津波被害の明暗を分けたと思います。

津波は「津」波と書くぐらいですから岬には被害が無く、津(港、湾の奥)で被害を発生させる種類の災害です。

http://www.mapion.co.jp/m/39.6371861_141.9509417_8/v=m3:%E5%AE%AE%E5%8F%A4%E9%A7%85/


宮古⇒磯鶏間の流された鉄橋です。

40年に一度大津波に襲われる土地である事実がはっきりしていますので為政者はきちんとした復興を一刻も早く実現して欲しいです。

大震災以前に為されなかった事が不思議でなりません。

田老町の大防波堤のように「コンクリートで懐を豊かにしよう」という為政は許されないでしょう。

無事だった9600に比してC58の状況は現在もあまり変わっていません。



別の友人から送って頂いた昨日のC5816です。


去年11月の状況と比べてガレキの山が低くなっている事が変化と言えば変化です。


南三陸の惨状はやはり酷いと思います。

しかし復興遅れでは石巻と陸前高田が一番酷いという情報もあります。

復興の手が届きやすいと思われる石巻も地盤沈下などで手が付けられないのかもしれませんですね。






IMONカプラー密自連

2012-07-05 | 鉄道模型
IMONカプラーの新製品情報です。

密自連がいよいよ出来てきました。

左上;自連HO-101 右下;密自連HO-151(仮称)

両者は共通の1.4mmビス用カプラーポケットを使い、連結器の長さも同じです。

(自連と密自連の連結には何の問題もありません)

自連はダイキャスト製で「遊び」があり“発車時に音が出る事”を狙って居ます。

密自連はPOM製で、密自連同士なら連結するとドローバーの様に1本棒に成り動きません。 (下側のHO-151同志の連結)

密事連同士の連結は「当てて押す」です。

密事連同士の解放は上下方向に力を加えると“プチッ”と言って上下に外れます。

不随意解放を嫌うIMONとしては連結が徐々に甘くなる「前後方向に力を加えて引きちぎる」方法を嫌ったのです。

上のHO-101と相対しているのはHO-251(仮称)という2mmビス用ポケットに入れた短い密自連です。

自連の短いカプラーに2mmビスポケットは適合しませんが、密自連は最初から適合出来る様に設計されています。

(実は自連も上手にニッパーで曲げれば2mmポケットに入り、緊急避難的連結面間「詰め」が可能かも)

上;HO-251(2mmビス用ポケット)

下;HO-151(1.4mmビス用ポケット)

ケーディー#711と連結は何の問題もありません。

ただ、通常のHO用ケーディーとの連結では、連結可能ですが楽々安楽ではないとのことです。

ISカプラーとの連結は実に具合が良いです。

気動車の非運転台側はISカプラーにして先頭がこの密自連ならショートの心配も無いので自由に連結可能でISカプラー同士が繋がった時だけ通電されるようになり、実に具合が良いです。

密自連は連結すると連結器同士上下にずれませんので上下幅は割合小さいです。


突然IMONのプラ製ワム90000が出てきましたが、このPOM製ブレーキシューに使われている黒と茶の中間色で連結器を成形し、黒いポケットを付けて発売される予定です。

(此処で紹介している試作品は黒POMで成形してあります)

“グレー”を発売するかどうかは黒茶の具合を見てから決定します。