諸河久写真展

2012-07-06 | 国鉄時代
鉄道写真家として超有名な諸河久(もろかわひさし)さんの写真展が品川駅東口キャノンサロンで開かれて居ます。



「電車道」~日本の路面電車今昔~と題された写真展ですが、諸河さんの写真展としては“初めて”の写真展なのだそうです。

http://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/20120625_542617.html


ペデストリアンデッキから直接入るのはキャノンタワー2Fで、入って直ぐの下りエスカレーターを降りて写真展会場にやってきました。


三田会写真展と同じで「今日はパーティー」ですから写真を見るどころの騒ぎではありません。

諸河さんの写真で世間に広く知られているのは、少し望遠系のレンズで特急電車を正面勝ちに大きく「くっきり」と写した教科書の様な写真です。 いやむしろ綺麗に晴れた色鮮やかな写真で特急が並んでいます『絵本』の様な雰囲気と言った方がよいかもしれません。

しかし、それは諸河久の「プロとしての顔」の一部だったことがはっきり判ります。

今回並んでいる写真は諸河久さんの「写真家としての顔」です。

アマチュア時代、若い時の写真が多いとのことですが、「写真に出来る事」を教えられる様な物凄い写真、見た事がない写真の数々です。

状況が状況だったのでほんの少ししか見られませんでしたが、人、乗客の姿を生かして実に立体的に路面電車という乗り物の姿を捉えていると思いました。

それが全国満遍なく撮ったモノを偏ることなく集めてこんな表現になってしまうなんてトンデモナイ事です。

後日ゆっくりと見せて頂きに行かなければなりません。


鉄道趣味界、鉄道写真界の大御所が揃ったオープニングパーティーです。


諸河さんのご挨拶です。

飾らずおごらず直球勝負の諸河さん、古今東西の撮り鉄のこと、お話は最高に面白いですので写真展会場で遭遇できたら最高です。



名取編集長改め「編集局長」との対談形式講演会があります。

この巨大なパーティー会場を使うのでまだ余席は多少有るそうです。 「目から鱗」という話も飛び出しそうで楽しみです。

ともかく写真です。 見逃してはいけません。