10系客車発売へ

2010-07-16 | 鉄道模型
TR-50を作ったのはTR-55を作ったのでその親族も作ってしまおうと考えたからです。

更にそれはIMONとして毎年1種類のダイキャスト製台車を作っていく予定をこなして居る姿ではあるのですが、折角大きな投資をして作った台車を生かそうと言うことになり、此処は一念発起、10系客車を手掛ける事になりました。


その理由は、機関車がこれから続々発売されていくので牽かれるモノを用意する必要がありそうだと考えたからです。

既に発売されている、或いは競合するかどうかは余り考慮に入れません。

数が必要なモノならば「完成品」と「取り組み易いキット」の需要はあると考えました。

極限を求めたFABさんヴェスター・ヴィーゼさんのキットではなく、フジモデルさんのキットの方向です。



最初に手掛けるのは
(1) ナハ10/11 ナハフ10/11 オロ11 です。

次は
(2) オユ10(非冷/冷改) オユ12/スユ13 ナロ10 です。

次は
(3) 寝台車群 オシ16 オシ17 です。


(1)の選定理由は、
① これだけで急行〔桜島・高千穂〕が大体出来る
② オロ11は「華」なのに不思議なほど顧みられていなかったからです

(2)の選定理由は
① (1)を直接的に補完する車種だから
② ナロ10は2社から出たばかりだから後回しにしたと言うことです

(3)の選定理由は
① まだ出来上がっていないダイキャスト製TR-47が絡んでくる車種群だから
② まだ出来上がっていないプラスチック製AU-14が必要になるからです


床下器具取付板に機器を取り付けるというオーソドックスな方式を選びますが以下のパーツは原則プラスチックにしたいと思います。

[1]ベンチレーターとクーラー
[2]幌枠付き幌
[3]電池箱と水タンク、ブレーキシリンダー・エアタンク等

理由は

① シャープな出来
② 塗装が剥げ難い
③ 軽量化に貢献出来る
④ 数を作る事によって安価に出来る(ナロオロの水タンクはプラは無理か?)

と考えるからです。

床板はアルミです。

幌枠吊りはロスト半田付けかもしれません。

完成品はコンデンサー付きちらつかないパネルライトとインテリア装備
超快適走行を目指します。





懸案であったオハ35についてはほぼ真鍮車体にプラの下回りを組み合わせる方向に固まりつつありますが、スハ43系等についても同様な手法で進みそうです。
折妻、キノコ、鋼板屋根、ノーシルヘッダーなどもやるべきなので車体は真鍮ですが、同時に台枠は裏返さなくても見える存在なので全車輪集電構造も含めて採用したいという欲張り様です。

10系の時点で将来の客車群整備を見越したプラパーツの採用をやっていきたいと考えています。