アクラス・マニ36 続き

2010-07-10 | 鉄道模型
TR-47は台車の中にブレーキシリンダーを組み込んでは居なかったようです。

KATOのTR-47のブレーキシューはやはり間違いのようです。

KATOの台枠はオハ35系の台枠にスハ43系のブレーキ梃子配置を組み入れてしまったモノという辺りのようです。



さて、マニ36をバリバリ進めたいと思います。


オーバーコートを掛けるためにはガラスを外さなくてはいけません。

車端の扉に嵌っている窓ガラスが素直に外れません。「じゃあ扉ごと外そうか」と思ったら手摺りが引っかかって取れてしまいました。

車端のドア窓はマスキングで対応することにします。


オーバーコートする前です。

よく付く(=付きすぎる)アクラスのインレタですが、文字の下に引いてある透明ベースがこの様に艶があって目立ってしまいます。


こちらは所属表記、同じ状況です。


乗務員室よりの貫通扉の窓ガラスは破壊されて外れました。


根こそぎです。
接着してあったようです。
つまり、緩くてすぐ外れてしまうので接着してあったようです。

屋根上のステップも「緩い」ので接着したのだと思います。

天賞堂スハ32系のベンチレーターも同じだと思います。


ところで、テールライトの光が天井裏から回って来ていますが、これは室内灯の光を吸い込んで点灯していないつもりの時にも光ってしまう現象が後で発覚します。

この「作り」では仕方がないですね。


本当は荷物車の車内や乗務員室は淡緑です。

鉄格子が淡緑なのは車内が淡緑だからですから。

全部塗るのは大変なので、透明な窓から「中が見えるかもしれない」乗務員室の仕切りなどをTAMIYAの「スカイ」に塗っておきます。

この「スカイ」は本当はもう少し明るいのですが、電関の機械室などに使う目的で私が少しダークに調色しておいた「スカイ」です。

せっかく調色した「スカイ」(淡緑)ですからけちけち使います。
(つまり、余り広い範囲に塗りたくない・・・)


見えてしまいそうなこの辺にも塗っておきます。


屋根や床下の「汚れ」色ですが、今回は純粋に「黄かん色」2+黒1混合で行きます。


今使って居るガンピースがつまり気味なので、昔使って居たタイプのガンピースの新品を使って塗る事にします。


扶桑精機ES-6(ノズル0.6mm)です。

ノズルはやたら太いですが、塗料の出し量を絞れる機能がある優れものです。

カップが最初から圧倒的に大きくていかにも「プロ向き」という感じです。
(その代わりカップの掃除が大変です)


左がちょっと出が悪くなった扶桑精機GP-S1(ノズル0.2だったかな・・・)です。


「吹付け」の作業現場です。

マンションの屋上に出る階段室の踊り場です。
ES-6が早速働いています。


塗料は混合し終えたものを元の容器に少し残してエアガンのカップに入れて吹きます。

少し残すのは、万一予定より塗料を使って仕舞い、塗料が足りなくなったとき、最後の僅かを残して置けば、誤魔化して仕上げに持って行ける「可能性が残る」からです。


今日は、沢山残してカップに入れ、途中から全部入れてしまいました。
(変則的な運用)

塗装終了時、カップに残っていたのがこのビンに戻した「この」量です。

際どかった・・・・
・・・・・・・・でも無駄が極めて少なくて嬉しいです。


これは車体のオーバーコートです。 当然「クリヤ+フラットベース+シンナー」です。


たっぷりオーバーコートを吹いた後の所属表記です。


こちらも同様です。


通電用スプリングを組み込んだ仕切り板を組み立てて組み付けます。


なかなか凝った作りです。

スハ32の時には判らなかった突起の目的が判明した鴨。


組み付けた状態。こちらサイドは塗装してあったのです。


ベンチレーター取付穴をマスキングするのを抜かったのでベンチレーターが入りません。


0.8mmのドリルで入口だけざぐると丁度良い締まり具合で取り付けられることが判明しました。


汚し済みの台車、良い感じです。


例によって幌枠をマスキングして黒に塗装した幌です。


スプリングの当り具合を見ながら組み立てないと上手く通電しません。


点灯させてみたら白色!! 絶句して分解します。 やはり白熱灯化しなくては変です。


LEDにクリヤオレンジを塗りました。

ようやくなんとか仕上がりになりました。












ハザ椅子を入れて、仕切りを整備して見どころにしようとした乗務員室まわりが特に暗いので「がっかり」です。








アクリル板で反射を見てパネルライトの様子を見ます。

「スハ32のベンチレーターの位置の灯具」というところは当然ハザと共通です。


テールライトh非点灯にしてありますが、室内灯の光を拾ってテールライトも光ってしまいます。






床下を見ます。

電暖の機器はエコー製品です。

このマニ36の付属インレタ、26種類のナンバーが入っています。

そのうち電暖が21種類、蒸気暖房は5種類だけです。

なのに床下機器は電暖無しです。




同じ車種を続けて手がけるともう少し早く、いい具合に出来ていくと思いますが慣れてくるともう終わりですね。