魚のぶろぐ

2006/5/28~。現在復旧作業中です。ご容赦願います。 ぶろぐの写真はオリジナルです。無断転載はお断りします。

初めての子

2013年05月21日 19時50分50秒 | 魚介類採集(淡水・汽水)
 

今日は用事をすませた後、河川まで来てみました。

我が家の近くの川はおおくが護岸されていたりしていて、魚の姿を見かけることはほとんどありません。今日は車でやや遠い場所で採集を行いました。

最初に網に入った魚はヌマチチブでしたが、結構デカイ。悩んだあげく逃がしました。

もう少し上まで歩いていくと、小魚が岩の上を這っているのが見えました。それはヨシノボリの仲間の幼魚たちでした。写真の種類はオオヨシノボリRhinogobius fluviatilis Tanaka, 1925で、私にとってはおそらく初めての採集となるものでした。

このほかにもシマヨシノボリを採集しました。これらは海から遡上してきたのでしょうか。いずれも体長4cmほどですでに特徴が表れています。大きなサイズの個体は、不思議なことに見られませんでした。

手網でオオヨシノボリを採集したとき、背面の模様がほかのヨシノボリ類とは異なる雰囲気を感じました。この種類は黒と黄褐色の模様で、どこかの野良猫を彷彿とさせるものです。しかし水槽では、黄色い模様は灰色っぽくなり、やや地味な感じです。この種は和名に「オオ」とあるように大型種で、体長9cmに達するようですが、水槽内でそこまで大きくさせることができるでしょうか。

胸鰭がほかのヨシノボリに比べ大きいように見えます。オオヨシノボリは流れが速い河川の上流にも生息するため、胸鰭が発達するのでしょうか。

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オヤニラミのガ

2013年05月20日 20時46分26秒 | 

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昼です

2013年05月18日 15時07分04秒 | 携帯版


中野はいい天気です。

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ダツ

2013年05月16日 21時51分48秒 | 魚紹介

今回ご紹介するのはダツStrongylura anastomella (Valenciennes, 1846)で。ダツ目ダツ科ダツ属ダツ。ダツ目はダツ科・サンマ科・トビウオ科などからなるグループで、ダツ科魚類は長いくちばしが特徴的です。

 

写真は口を閉じているためわからないですが、口には鋭い歯がならんでおり、危険な様相。さらに吻はよくとがり、光に向かい突進するため、場合によっては危険です。

ダツの頭部にはもう一つ特徴があります。鰓蓋中央部には鱗がみられません。ダツ属魚類は日本から2種知られており、よくにたリュウキュウダツと区別するポイントがこの鰓蓋中央部の鱗の有無です。

●オキザヨリ

日本の沿岸ではダツのほか、テンジクダツ属のオキザヨリTylosurus crocodilus crocodilus (Péron and Lesueur, 1821)でもまたよく見られます。ダツよりもがっしりとした様子で、全長1.3mになる大型種。テンジクダツ属魚類とダツ属魚類を見分けたいのであれば、尾柄部を見るのが一番簡単。

ダツの尾柄部

オキザヨリの尾柄部

ダツ属魚類には尾柄部に隆起線がなく、オキザヨリなどのテンジクダツ属魚類には隆起線が見られます。このほかヒメダツ属魚類にも隆起線があり、ヒメダツでは尾柄部が側方に張り出すという特徴があります。

ダツ科魚類は同じくダツ目に含まれるサンマ科やサヨリ科、あるいはトビウオ科などと比べるとあまり食卓でみる機会がない種類ですが、実際には美味なものです。今回は塩焼きにして食したのですが、確かに大きめのサンマににた味わいも。本種の場合骨が青緑色というのはちょっと気になりますが、美味しい種類です。

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カナドと最近のこと

2013年05月14日 19時58分02秒 | 魚紹介

カナドLepidotrigla guentheri Hilgendorf, 1879はホウボウ科、カナガシラ属の底生魚。カナドの大きな特徴は、背鰭第2棘がほかの棘よりも長く伸びることです。体色はほかのカナガシラ同様赤みを帯びた色彩で、本種の場合体側に太い帯が出る場合があります。

頭部は骨質の甲に覆われ非常に固いです。眼の下にも固い骨板がありますが、写真からみるだけならほかの魚の鱗がはりついたようにも見えます。

 

胸鰭は短くて内面は緑色。黒色域がありその中には青い虫食い斑紋があります。カナガシラの仲間は、種類間で似ているものも多いのですが、本種は背鰭の長い棘や胸鰭の内面の模様から見分けやすいほうではないでしょうか。制御では20cmほどで、底曳網で大量に漁獲されます。食用になり水揚げされるのですが、練り物用などになることが多いです。

 ●近況報告

最近諸事情で外出したことがあったのですが、そのついでに静岡で外食といえば・・・の「さわやか」でランチにしました。

袋井本店

げんこつハンバーグは半生の状態で食べますがこれがまたおいしい。お昼からおいしいものを頬張り満足の一日でした。

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