新しい子が我が家の水槽にやってきました。テンジクダイ科のヒラテンジクダイOstorhinchus compressus(Smith and Radcliffe,1911)です。
テンジクダイ科の魚はあまり観賞魚としての人気が高いとはいえないのですが、それでも本種は赤茶色の縦帯と尾部の黄色、青く光る眼などよく見たら美しい魚です。ほかにも美しいテンジクダイ科の魚は多く観賞魚としての人気が出てほしい魚といえます。
テンジクダイの仲間は群れで行動するものが多く、数匹で飼育するとよいものがいます。ネオンテンジクダイ、スカシテンジクダイなどは群れで飼育するとよいでしょう、というか群れで飼育するべきでしょう。一方シボリなど単独でいる種も知られています。今回のヒラテンジクダイは枝状サンゴの合間を数匹で泳ぐことが多い種です。
テンジクダイの仲間は動物食性でプランクトンや冷凍のミシスなどを食べさせます。しかしながら今回のヒラテンジクダイはいきなり配合飼料を食い始めましたので、これを軸に様々な餌を食べさせたいと思っています。ちなみにヒラテンジクダイは大きいもので10㎝近くになります。親が口腔内で卵を保護するという習性はよく知られており、難しいですが繁殖も夢ではないかもしれません。
最後にシコロサンゴ。我が家の水槽でもかなりよく成長しているサンゴです。3月に破片をライブロックに接着したのですが、もうかなりよく成長しています。前回の6月18日のと比べてみてください。もうライブロックの頂にまでとどいてしまいました。
6月18日
8月31日
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