5月の連休はいかがでしたでしょうか。結局私は名古屋水族館へ行ったのみであとは家でゴロゴロ・・・。天気は良くなかったようで、どこかへ行くという気も起らず、という感じでした。
久しぶりのフィリピン魚はチョウチョウウオ科のウミヅキチョウチョウウオChaetodon bennetti Cuvierです。古くから観賞魚の世界では知られていました有名なチョウチョウウオです。
ウミヅキチョウチョウウオはチョウチョウウオの仲間で、黄色の体色と、体側上方にある目玉模様が特徴です。体側の腹部のところには淡色線があり、これを水平線にみたてたのか、「ウミヅキチョウチョウウオ」とは、よい名前だと思います。インド・太平洋のサンゴ礁に広く分布しており、日本の太平洋側のサンゴ礁、あるいは磯、潮溜まりでも時々は見られる種類です。
幼魚の模様も成魚とあまり変わりませんが、成魚よりも体長との比較では大きく目立ち可愛いものです。体側後方の模様は成魚では薄くなってしまいます。
食性は主としてサンゴのポリプを食べる種類ですが、このほかにも動植物を捕食しているようです。雑食性ということです。ただ臆病な性質でやや飼育しにくいとされています。
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