今日は濃尾平野の小さな用水路へ採集に行きました。
田んぼにはすでに黄色い稲穂が見られ、すすきもだいぶ目立ちます。
何か所か回ったのですが、ある場所は魚の種・量ともに最も多い場所でした。
手網でひと掬いしますと、多く入るのがメダカで、次いでシマドジョウ類、さらにはゼゼラなど。
この場所も外来種が幅を利かせます。前回訪問した用水路では「カダヤシ」が多数。このポイントでも、ウシガエル、アメリカザリガニ、オオカナダモ、コカナダモ、オオフサモなどがいました。この場所では日本在来のメダカが多数見られましたが、これももしかしたら「善意の放流」によってたくさん見られるようになったものかもしれません。
その中で可愛らしい茶色いくねくね君。これは「カラドジョウ」かとおもいネット検索。
在来の可能性もあるドジョウMisgurnus anguillicaudatus (Cantor)のようでした。ちょっと「ほっ」
そしてこちらは移入種のアメリカザリガニProcambarus clarkii (Girard)。移入種も特定外来生物をのぞき、大概は持ち帰っています。
ここで採集できた魚は、あす以降記事にしたいと思います。
ちなみにこのポイント、底は非常に厚い軟泥層があり、歩くと足をとられることがあるため結構危険なポイントです。