魚のぶろぐ

2006/5/28~。現在復旧作業中です。ご容赦願います。 ぶろぐの写真はオリジナルです。無断転載はお断りします。

採集小旅行

2006年12月11日 22時09分21秒 | 魚介類採集(海水)

 

12月9、10、11日の3日間で高知を1ヶ月ぶりに訪問しました。今は冬なのであまり過度な期待はしませんでした。今回は日帰りではなく、お泊りの予定。当初は野宿の予定でしたが、宿がみつかり、そこにお泊りすることにしました。

1日目

初日は小さな防波堤で魚釣り。極小サイズの針を使用しました。覗き込むと、オヤビッチャやキンギョハナダイ、テンジクスズメダイ、ソラスズメダイなどの群れがいました。私はキンギョハナダイを狙いましたが、結局釣れたのはオヤビッチャ、スズメダイ、ナガサキスズメダイのみ。オヤビッチャ以外はリリース。

夜にも防波堤を訪問。お爺さんが網でキビナゴを捕まえていました。みるとキビナゴの大群!私も網で数匹掬いました。生きている個体はブルーに光る。

夕食で宿のおかあさんが出してくれたお魚は非常に美味しかった。他のお客さんと少々お話をして、就寝。しかし、風が強く、余り眠ることができず。

2日目

朝から潜る予定でしたが強風のせいで午前中は潜れず。防波堤で釣りをした。漣がたち、水中をなかなか見ることができない。アカササノハベラ、オヤビッチャが釣れた。オヤビッチャはすでにキープしているのでリリース。

その後、サビキでクマノミが釣れる。尾鰭が黄色で、たぶん雄だろう。少しして風がおさまる。そのため潜るが、魚の採集には厳しい状況。波が激しく、いつもの場所はすごい荒れよう。なんとかホンソメワケベラを採集し、グロッキーモードで採集終了。

ストック中のクマノミ

夕食はまたも魚。鯖はあまり好きではないのだがここで食べた鯖寿司は旨かった!風が吹かないので、楽に眠ることができた。

3日目

3日目は朝7時から釣りに行く。途中郵便局でちょっとしたことがあり時間をロスする。餌がなくなったため、宿のおかあさんからむきえびをもらい、それを短冊状にして餌にする。するとオヤビッチャやロクセンスズメダイ、等が良く釣れた。この他ベラ類やキンギョハナダイ、タカサゴ科のササムロなども群れていた。ササムロはタカベにそっくりで、タカベの群れに混ざっていた。

採集はこれで終了。帰りは宿毛駅まで送って貰いました。ありがとうございました。

また行きたい!

オヤビッチャも元気。ベラ水槽に。

多くの方のご好意により、魚はみな元気な状態で自宅まで持ち帰ることができた。皆様、ありがとうございました。

p.s.帰ってみると水槽の水が白っぽい・・・魚は元気。何故?
ヤクシマダカラが精子を放出しておられたのでした。
魚に付着した精子は、ホンソメワケベラによって食われました。
ホンソメ釣りの餌にいいかも(笑)
 

おまけ 今回発見できた魚種の一覧

ニシン科 キビナゴ
ボラ科 ボラ ボラ科の1種
ヤガラ科 アオヤガラ
ヘラヤガラ科 ヘラヤガラ
フサカサゴ科 カサゴ ハナミノカサゴ
ハタ科 キンギョハナダイ
テンジクダイ科 オオスジイシモチ クロホシイシモチ
アジ科 マアジ 
クロサギ科 クロサギ
ハタンポ科 ミナミハタンポ
タカサゴ科 ササムロ タカサゴ
タカベ科 タカベ
イスズミ科 イスズミ属の1種(未同定)
メジナ科 メジナ
チョウチョウウオ科 フウライチョウチョウウオ チョウチョウウオ
キンチャクダイ科 アブラヤッコ
ゴンベ科 ミナミゴンベ
スズメダイ科 スズメダイ ミツボシクロスズメダイ ロクセンスズメダイ オヤビッチャ 
         テンジクスズメダイ マツバスズメダイ クマノミ ナガサキスズメダイ
ベラ科 クギベラ ヤマブキベラ オトメベラ コガシラベラ セナスジベラ ハコベラ 
     アカササノハベラ カミナリベラ スジベラ モンツキベラ ホンベラ
ブダイ科 ブダイ ヒブダイ
イソギンポ科 ニジギンポ クロスジギンポ カモハラギンポ
クロユリハゼ科 クロユリハゼ
ニザダイ科 クロハギ シマハギ
ツノダシ科 ツノダシ
カワハギ科 ソウシハギ カワハギ
フグ科 コモンフグ キタマクラ
ハコフグ科 ハコフグ
ハリセンボン科 ハリセンボン

爬虫類

コブラ科 ウミヘビの仲間(エラブウミヘビ)



 

コメント
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