世の光の時間です。 お元気ですか? 安海靖郎です。
お祈りについてシリーズでお話しをしております。 イエス・キリストがお祈りの模範として教えられた『主の祈り』のことばを取り上げています。
今日は、「みこころが天で行われるように地でも行われますように」という一節です。
「みこころ」・・・神のお心のことです。 神の意志・計画と言っていいでしょう。 では神の計画とはどんなものなのでしょうか。
旧約聖書のエレミヤ書には、神を敬い信頼する人に神はこのような計画を持っておられるとこう言っています。
「それはわざわいではなくて、平安を与える計画であり、あなたがたに将来と希望を与えるためのものだ。」(エレミヤ書 29章11節)
人は誰も将来を確定することができません。 むしろ将来がどうなるのかという不安・不確かさがつきものですね。 まことの神はそんな私たちに平安と希望を与える計画を用意していてくださる、というのです。 将来大丈夫、と言って保証してくださるのは神様の真実と約束なのです。
また新約聖書では、神様が望み願っている、すべての人への計画、それはこういうことだと言っています。 テモテへの第一の手紙 2章4節です。
「神は、すべての人が救われて、真理を知るようになるのを望んでおられます。」って言うんです。
ではどうして私たちが救われるのでしょう。 その確かさ・保証・真理はどこにあるのでしょうか。 聖書全体が示している真理、神の救いとはこのように言われています。
「神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに、世を愛された。それは御子を信じる者が、ひとりとして滅びることなく、永遠のいのちを持つためである。」
(ヨハネの福音書 3章16節)
このような素晴らしい神の計画が天で・天国で完全に行われるようにこの地上でも行われますように、というのです。
この地上ですから今日私たちの心の中に家庭の中に仕事の中にこのイエス・キリストにある平安が希望が新しい力が現実なものになりますように、というそういう意味のことばです。
そんな理解をもってあなたもぜひ「みこころが天で行われるように私の内に行われますよう」と祈ってみてください。
( PBA制作「世の光」2009.1.28放送でのお話しより )
*****
さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会に行ってみるというのもいいんじゃないかなあ。近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
***
このサイトは URL名として http://yonohikari.biblical.jp
が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。