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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■懲りない王様 / 板倉邦雄

2015年04月22日 | Weblog
2015/4/22放送

 世の光の時間です。いかがお過ごしですか? 板倉邦雄です。今日は「懲りない王様」という題でお話ししましょう。

 エジプトの国中がアブの大群で被害を受けましたねえ。そこで王様はモーセとアロンを呼び出して言いました。「あなたがたはこの国の中であなたがたの神を礼拝してもよろしい。」 

 しかしモーセは主張しました。「それは無理です。私たちはエジプト人が忌み嫌っている羊を犠牲にして神様を礼拝するからです。そんなことをしたら、あなたの国民は私たちを石で打ち殺すでしょう。私たちは三日の道程ほど荒野に行って私たちの神主に礼拝を捧げたいのです。」

 するとパロ王様は答えました。「わかった、わかった。好きなようにしろ。但し、余り遠くへ行ってはならない。それよりも私のために神に祈願してくれ。」

 「分りました。あなたのために主なる神に祈願しましょう。明日アブの大群はあなたと家来・国民から離れるでしょう。ただ、あなたは再び欺いて私たちが神礼拝へ行くのを止めないようにしてください。」

 こうしてモーセはパロ王様のもとを出て、主なる神様に祈願したので、アブの大群はエジプト中から取り去られたので一匹も残りませんでした。

 しかし今度もまた王様は心を強情にしてイスラエルの人々を去らせて神様を礼拝することを許しませんでした。

 当時成人が60万いたと言われたイスラエル人はエジプトにとっての都合のいい労働力でした。目たらやったら解放することなどできません。ま、それにしてもエジプト王様と家来たち、その下にある国民はまことに懲りない面々ですねえ。今まで四つの災害を受けてきました。しかし災害が去ってしまうと強情な心になって、懲りない王様と家来たちでした。喉元過ぎれば熱さを忘れるのです。いかなるしうち・痛い目にあってもますます強情になっていったのです。

 聖書のことばです。
 「きょう、あなたがたがみ声を聞いたなら、 ・・・神にそむいた時のように、あなたがたの心を、かたくなにしてはいけない。」  ヘブル人への手紙3章7節と8節 (口語訳聖書)

 (PBA制作「世の光」2015.4.22放送でのお話より )

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