goo blog サービス終了のお知らせ 

 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■十の言葉 (十戒その一) / 板倉邦雄

2016年02月03日 | Weblog
2016/2/3放送

 世の光の時間です。いかがお過ごしですか? 板倉邦雄です。今日は「十の言葉」という題でお話ししましょう。

 これから一般に「十戒」と呼ばれている十のことばを11回ぐらいに分けてお話ししたいと思っています。

 まず始めに、なぜ十のことば十戒が私たちの人生において大切なものなのか、ということです。それは私たちが幸せになり、この世で人生を全うすることになるからです。

 ではいよいよ十戒の序論に入りましょう。

 「わたしはあなたの神、主であって、あなたをエジプトの地、奴隷の家から導き出した者である。」(出エジプト記20章2節 口語訳聖書)

 このことばが十の戒めの前提、基礎となっているのです。この前提、この基礎がなければどんな素晴らしいことばであろうと戒めであろうと砂上の楼閣となるでしょう。私たちにとって役にも立たず慰めや力にもならないのです。

 では、「わたしはあなたの神、主である。」 この神のことばはどういう意味でしょうか。それは、わたしはあなたの創造主なる神である、あなたを守り支え治めている摂理の神である、という意味ではないでしょうか。主こそ神であることを知れ、我らを造られた者は主であって我らは主のものである、と聖書にあります。私の権利は私を造られ私を治める神である主にあるのです。

 もう一つの前提は、「あなたをエジプトの地、奴隷の家から導き出した者である。」と言う点です。奴隷は自分で自分を買い戻すことはできません。溺れた人が自分で自分を救助できないのと同じです。神である主はただ恵みによって一方的にイスラエルの人々をエジプトの地、奴隷の家から導き出してくださったのです。

この神である主は2000年前、人の子イエス・キリストとなってこの世に、贖いの神、救いの神として来てくださいました。私たちはこの世の罪の奴隷から買い戻されて、神である主のものとするために来てくださったのです。私たちは神である主が私の創造主であり、私の贖い主で救い主であるということにおいて敬い感謝し、十の戒めに従ってゆくのです。

 (PBA制作「世の光」2016.2.3放送でのお話より )

***

このサイトは URL名として
 http://yonohikari.biblica.info 
が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。

***

東海福音放送協力会へのお問い合せは、
 464-0044 名古屋市千種区自由ケ丘2-10 自由ケ丘キリスト教会内 電話052-762-2196 へ

***
この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ■弟子ヨハネ ~ 雷の子から... | トップ | ■言ってはならない / 福井 誠 »