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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■神はラケルを覚えておられた / 羽鳥頼和

2013年03月16日 | Weblog
2013/3/16放送

 世の光の時間です。いかがお過ごしですか? 羽鳥頼和です。旧約聖書の創世記に出て来るヤコブには二人の妻がいました。その名前をレアとラケルと言いました。レアは夫ヤコブが自分よりラケルを愛していることでラケルに嫉妬心を抱いていました。ラケルはラケルで、自分が子どもを産むことができない体であったので、子を産むことができるレアに嫉妬していました。それでレアとラケルが争うことになります。

 レアはヤコブの子を産みました。彼女は四人の男の子を産んだのです。するとライバル心を燃やしたラケルは自分は子どもが産めないので自分の女奴隷によって子どもを得ようとします。そして二人の男の子が与えられました。それに対して今度レアも負けてはいません。彼女も自分の女奴隷によって二人の男の子を得たのです。その後レアが二人の男の子と一人の女の子を産みます。彼女はより多くの子を産むことができ、勝ち誇りました。しかしそのあと子どもを産むことができなかったラケルが何と自分で初めて子どもを産むのです。聖書は「神はラケルを覚えておられた。神は彼女の願いを聞き入れてその胎を開かれた。」と語っています。ラケルは産んだ子にヨセフという名をつけました。

 実はこのヨセフは彼自身数奇な人生をたどりながらもヤコブとその家族たちを救うことになるのです。ラケルは神様に覚えられてヨセフという家族を救う子を授かったのです。神様に覚えられるとは何と幸いなことでしょう。神様はラケルの嫉妬の心を覚えるのではなく、子どもを産むことができないラケルの嘆きを覚えてくださったのです。

 旧約聖書の詩篇25篇7節にはこのようにあります。
 「私の若い時の罪やそむきを覚えていないでください。あなたの恵みによって、私を覚えていてください。」と。
 神様はラケルの嫉妬心を覚えるのではなく、あわれみをもって彼女の悲しみと彼女自身のことを覚えてくださいました。神様はイエス・キリストの十字架によって私たちを覚えてくださり、救いを与えてくださいます。ですから、あなたも神様に覚えられています。神様はあなたを忘れることはありません。むしろイエス・キリストによってあなたを救い、幸せな人生を与えようとされているのです。

 あなたも神様のことを覚えてください。そして神様が与えてくださる救いの恵みを手に入れましょう。神様を覚えるためにお近くのキリスト教会へいらしてください。

 (PBA制作「世の光」2013.3.16放送でのお話より )

 
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東海福音放送協力会へのお問い合せは、
 464-0044 名古屋市千種区自由ケ丘2-10 自由ケ丘キリスト教会内 電話052-762-2196 へ

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