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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■イスカリオテのユダの最期 / 羽鳥頼和

2019年09月21日 | Weblog
2019/8/17放送

 世の光の時間です。お聴きくださりありがとうございます。羽鳥頼和です。
 イエスの十二弟子の一人にイスカリオテのユダという人がいます。聖書の中で彼を含む十二弟子全員の名前が列挙されるとき、イスカリオテのユダは必ず最後に書かれています。そして必ずイエスを裏切ったというただし書きが加えられています。彼はイエスを裏切ったのです。ユダヤ人指導者たちから銀貨30枚を受け取り、彼らにイエスを引き渡したのです。今日はこのユダの最後について新約聖書マタイの福音書27章からお話しします。

 イエスが死刑に定められた事を知ったユダは、イエスを引き渡したことを後悔しました。そして銀貨を返して指導者たちに言いました。「私は無実の人の血を売って罪を犯した。」 ところが指導者たちは、「我々の知ったことか。自分で始末しろ」と銀貨を受け取りませんでした。受け取りを拒否されたユダは銀貨を神殿に投げ込んで、そこを立ち去ると神殿の外に出てから首を吊ってしまいました。

 ユダはイエスのことを「無実の人」であると言っています。しかし、イエスが神の御子・救い主であるとは言っていません。ユダは救い主であるイエス・キリストを信じることができなかったのです。

 「悔い改めて福音を信じなさい」とイエスは言われました。福音とは良い知らせです。キリストの福音とは、イエスが神の御子であり、救い主であり、人を救うために十字架にかかって死んでくださったことであり、このキリストの十字架によって人は罪を赦されて救われる、という良い知らせのことです。

 ユダは自分の罪を認めて後悔しました。しかし、キリストの福音を信じることができなかったのです。

 人はどんなに後悔しても、自分の力で自分を救うことができないのです。神はそんな人の罪を赦すために、ご自分の独り子で無実の人であるイエス・キリストを身代わりとして十字架につけられたのです。キリストの十字架によってしか救いはないのです。このキリストの福音を信じましょう。

 明日は日曜日です。キリストの福音を知るために、お近くのキリスト教会にいらしてください

 (PBA制作「世の光」 2019.8.17放送でのお話より )
 
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東海福音放送協力会へのお問い合せは、
 464-0044 名古屋市千種区自由ケ丘2-10 自由ケ丘キリスト教会内 電話052-762-2196 へ

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