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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■エペソの町の騒動 / 羽鳥頼和

2011年07月23日 | Weblog
2011/7/23放送

 世の光の時間です。いかがお過ごしですか? 羽鳥頼和です。

 使徒パウロが、伝道旅行をして、エペソという町に行きました。そこでの出来事が新約聖書の使徒の働き19章に記されています。

 エペソの町ですぐに12人の人がイエス様を信じました。パウロはそのあと3ヶ月間おもにユダヤ人に福音を語りました。しかしパウロの話を聞いて怒り出すユダヤ人が現れたので、パウロは別の所で毎日語るようになりました。エペソでの伝道は2年間続きました。これによって、エペソの町だけでなくエペソの町のあるアジア地方の人々もイエス・キリストの福音を聞くこととなりました。多くの人がイエス様を信じました。信じた人々は自分のしていた悪いことを告白し、自分が持っていた魔術の本を持ってきて人々の前で焼き捨てたのでした。イエス・キリストの福音が人々を大きく変えたのです。

 そんな時エペソの町で騒動が起こりました。アルテミスの神殿で神殿の模型を作って売っている人々が、パウロはアルテミスの神を軽んじている、と訴えたのです。町は大騒ぎとなりました。人々はパウロの仲間たちを捕えました。パウロは彼らの所に行こうとしましたが、余りに危険なのでパウロの弟子たちがパウロを止めなければいけませんでした。人々はますます熱狂的になり、危険な状態になってきました。その時、町の書記役の男が群衆をうまくなだめて落ち着かせ、彼らを解散させました。パウロはエペソのクリスチャンを励まして次の街に向かいました。

 パウロはよく騒動に巻き込まれました。しかしどこでも自分から騒ぎを起こすようなことはしませんでした。パウロは熱心にイエス・キリストを語りました。議論をすることはありましたが、人をバカにしたり批判することはなかったのです。

 パウロは自分が書いた手紙の中で、神は混乱の神ではなく、平和の神です(1コリント 14章33節)、と言っています。この平和の神に仕える者としてパウロは暴力を使うことをしませんでした。争いが多いこの世にあって人を大きく変えるイエス・キリストの福音は神との平和をもたらす良い知らせとして平和のうちに語られていくのです。

 聖書のことば

 義の実を結ばせる種は、平和をつくる人によって平和のうちに蒔かれます。   ヤコブの手紙3章18節

  ( PBA制作「世の光」2011.7.23送でのお話より )

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