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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■愚かな話し / 板倉邦雄

2018年05月15日 | Weblog
2018/4/10放送

 世の光の時間です。いかがお過ごしですか? 板倉邦雄です。今日は「愚かな話し」という題でお話ししましょう。  ある人が、キリスト信徒たちのことを「愚者の楽園」と言ったことがありました。あり得ない死人の復活や天国を信じて生きているからです。

 さて、イエス様の埋葬された墓で三人の女性たちは輝いた衣を着た二人の者からイエス様がよみがえったことを知らされました。そして生前イエス様が言っていたことを思い出します。「人の子は必ず罪人たちの手に引き渡され、十字架につけられ、三日目によみがえる」(24章7節 新改訳2017)という内容でした。そのイエス様のことばを思い出した三人の女性たちは嬉しくなってきました。そしてイエス様の墓であったことを一切、弟子たちや信徒の人たちに報告したのです。

 ところが弟子たちはイエス・キリストのよみがえりが愚かな話のように思われて女性たちの報告を信じなかったのです。三年間もイエス様のそばにいて寝食を共にしていました。イエス様の教えを聞いていました。その弟子たちがイエス様の復活を愚かで信じられないとしたら、私たちにはとても無理なことではないでしょうか。死人がよみがえるなどということはおとぎ話にしか聞こえて来ないのです。

 私もこのイエス・キリストの復活を高校2年生の秋に聞いた時、とても受け入れることはできませんでした。「どうしてあなたは信じられるのですか」とクリスチャンの高校生に質問しました。するとその人は答えました。「聖書を読み、神様とイエス・キリストを知ったからですよ。」

 ところで、弟子の内のペテロだけは三人の女性たちの報告を聞くと、立ち上がってイエスの墓へ走って行きました。屈んで墓の中を覗くと、遺体を安置した石の上にイエス様の遺体をくるんだ亜麻布だけが残っているだけでした。ペテロはことの次第を不思議に思いながら帰っていったのです。誰かが盗んだのならわざわざ亜麻布を脱がせて運ぶ事はしないでしょう。イエス様が息を吹き返したのだ、と主張する人もいますが、それも無理です。信徒たちがイエス様の亡霊を見たのだという人もいますが、あなたはイエスのよみがえりの出来事を愚かな話と受け取りますか。

  (PBA制作「世の光」2018.4.10放送でのお話より )

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