2024/05/22放送
「世の光」の時間です。神奈川県海老名市にあるグレースガーデンチャーチの牧師、阿部頼義です。今日はまず詩篇23篇1節から3節をお読みします。
「主は私の羊飼い。私は乏しいことがありません。
主は私を緑の牧場に伏させ いこいのみぎわに伴われます。
主は私のたましいを生き返らせ 御名のゆえに 私を義の道に導かれます。」
この詩は聖書の中でも特に有名な箇所で、世界中で愛されていることばの一つです。多くの人たちが人生の岐路に立たされた時に、このことばによって励まされてきたのです。
皆さんも長い人生の中では岐路に立たされたことがあると思います。進学や就職の進路について悩んだり、結婚について悩んだり、家の購入について悩んだりと、大人になればなるほど悩み事も複雑になっていきます。
そのような人生の岐路に立たされたとき、道を誤り、「ああ、あの時、なんであんな選択をしてしまったんだろう?」と思うことがあるかもしれません。
価値観が多様化し選択肢が増えている現代においては正しい道を選ぶことの方が難しいのかもしれません。
しかし、そのように多様化し複雑化する世の中だからこそ、私たちには人生の道先案内人、人生のガイドが必要なのではないでしょうか。
この詩を作ったとされるダビデは一国のリーダーとして様々な岐路に立たされてきた人物でした。決して立派なリーダーだったわけではなく、道を誤ることも多々ありました。
しかし、失敗を繰り返す中で彼は大切なことに気づいたのです。それは、自分が道を誤ったとしても、いつも神様が正しい道へと導いてくださっていたのだということでした。まるで、神様は道に迷っている羊を正しい道に戻す羊飼いのようだと悟ったのです。
皆さんは道に迷っていませんか? もしそのように感じているなら、ぜひ聖書をお読みください。聖書には、イエス・キリストこそ正しい道であり、真理であり、真の命を与えてくださる方だと書いてあります。そしてキリストは皆さんが道を誤ったとしても正しい道に導いてくださる人生のガイドなのです。
皆さんもキリストとともに人生の道を歩んでみませんか?
( PBA制作「世の光」 2024.5.22放送でのお話しより )
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