2014/8/26放送
世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか? 大嶋重徳です。
ヨハネの福音書4章には男性との関係をやめることができなかった一人のサマリヤに住む女性が出てきます。そんな彼女の人生を明らかにされたイエス様に出会った時、彼女の人生は大きく変わります。
28節(、29節) 女は、自分の水がめを置いて町へ行き、人々に言った。「来て、見てください。私のしたこと全部を私に言った人がいるのです。この方がキリストなのでしょうか。」
彼女は町へ出て行きました。我を忘れ、水がめさえもそこに置いたまま、そして町の人たちに向かって叫んだのです。「来てください! 見てください! 私のしたこと全部を知っているキリスト救い主がここにおられるのです!」
人に出会うことを恐れていた彼女が町の人の前に出て行くことができました。しかもあんなに隠してきた自分の人生、結婚を何度もしたことも、今一緒に住んでいる男性がいることも、自分から話しても恥ずかしくなくなったのです。
すると、その町のサマリア人の多くの者が、「あの方は私がしたこと全部を私に言った。」と証言したその女のことばによってイエスを信じた、とあります。サマリヤの人々は彼女の隠してきて人生を通してイエス様を信じることとなったのです。彼女の罪深かった人生がイエス様が宣べ伝えられることに用いられたのです。彼女の人生がイエス・キリストを宣べ伝えることとなりました。
クリスチャンは「証し」というものをします。それは自分がどれだけ立派な人生を歩いてきたかを話すのではありません。自分がどれだけ神様から背き、人にも言えない恥ずかしかった人生であったのか。しかしその人生にイエス様が訪れてくださった。その時に、もう私の人生は隠しながら生きる人生ではなくなった、と話すのです。あの恥ずかしく目をつぶりたくなるような過去の人生はイエス様を伝えることの良いネタとなったのです。イエス様を信じるとき、私たちのあの痛みと罪の過去もイエス様を証しすることのできる明るい過去へと変えられます。人から隠してきたあの過去を明るく笑えるようになるとは、どれだけ大きな恵みなのでしょうか。このイエス様を信じる明るい人生と踏み出していただきたいと思います。
( PBA制作「世の光」2014.8.26放送でのお話しより )
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