♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■豊かに実を結ぶ人生 / 岩井基雄

2017年06月19日 | Weblog
2017/6/19放送

 世の光の時間です。お変わりありませんか? 岩井基雄です。
 第三週の月曜日はマルコの福音書から学んでいます。

 イエス・キリストが話されたものに種まきの譬(たと)えという話があります。四つの同じ種が、それぞれ異なる地に蒔かれるというのです。どんな意味があるのでしょうか。聖書をお読みします。
 「種蒔く人は、みことばを蒔くのです。
 みことばが道ばたに蒔かれるとは、こういう人たちのことです----みことばを聞くと、すぐサタンが来て、彼らに蒔かれたみことばを持ち去ってしまうのです。
 同じように、岩地に蒔かれるとは、こういう人たちのことです----みことばを聞くと、すぐに喜んで受けるが、根を張らないで、ただしばらく続くだけです。それで、みことばのために困難や迫害が起こると、すぐにつまずいてしまいます。
 もう一つの、いばらの中に種を蒔かれるとは、こういう人たちのことです。----みことばを聞いてはいるが、世の心づかいや、富の惑わし、その他いろいろな欲望がはいり込んで、みことばをふさぐので、実を結びません。
 良い地に蒔かれるとは、みことばを聞いて受け入れ、三十倍、六十倍、百倍の実を結ぶ人たちです。
」 
     新約聖書 マルコの福音書 4章14節から20節

 神のことばにはいのちと力があるのですが、それをどんな心で受け入れるかで大きな違いがあるのですねえ。
 道端のように固い心にはみことばが届くことはありません。岩地のように表面だけ柔らかい心は、最初は良いのですが、困難や戦いが起こると喜びを失い、つまずいてしまいます。少し耕されている柔らかな心でも、惑わしや欲望に振り回され、真理を見失ってしまう時、やはり実を結ぶことはできないのです。
 しかし、柔らかな謙った心、自分の欲望や罪にも正直に向き合い、悔い改め、赦しを受けた心で神のみことばを受け取るとき、そのいのちが心に深く根差します。そしてみことばの力によって豊かな実を結び、神様の祝福と恵みに満ちる人生へと変えられていくことができるのです。

 あなたはどのような心で神のことばを受け取っていらっしゃいますか? たとえ道端のように硬くても、そこから岩地のように、あるいは茨が除かれ、また更に砕かれた素直な心で神のことばを受け入れ、豊かに実を結ぶ者へと変えられ続けて行きませんか?

  PBA制作「世の光」2017.6.19放送でのお話しより)

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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。
こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし、日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。
PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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