♪ラジオ放送・文字版「世の光」

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PBA『世の光』を文字で 

■神の定めた「宥(なだ)めの日」 / 羽鳥頼和

2020年03月28日 | Weblog

2020/2/15放送

 世の光の時間です。おはようございます。羽鳥頼和です。

 天皇が即位をされた時、大嘗祭が行われました。大嘗祭は宗教儀式なので国家行事ではなく皇室の行事として行われました。大嘗祭は人によって定められて人によって整えられてきた宗教行事です。

 さて今日は旧約聖書のレビ記の16章で神が定められた「宥(なだ)めの日」という宗教儀式についてお話したいと思います。

 「宥め」とは、神に罪を赦され清められるために行う儀式のことです。神はその日に以下のようなことを行うように命じられました。
 イスラエルの暦の第七の月の十日に、イスラエルの民のすべては断食をして式に臨みなさい。の儀式を取り仕切る祭司たちは、まず自分の罪をきよめるために罪のきよめのささげ物をささげて自分自身をきよめなさい。それから祭司は全ての人々のために罪のきよめのささげ物をささげてすべての民の罪をきよめなさい。それから大祭司が雄山羊二匹を取り、一匹に手を置いて罪を告白して生きたまま荒野にそれを放つ。こうして大祭司は最後に、もう一匹を罪のきよめのささげ物として屠(ほふ)って、その血を持って聖所の一番奥の部屋に入ることができる。

 大祭司が聖所の一番奥の部屋に入るのは、きよい神に会う、と言うことでした。宥めによって罪が赦されてきよめられることによって、人は神にお会いすることができ、神を礼拝することができるのです。

 新約聖書のヘブル人への手紙では、イエス・キリストが私たちの大祭司として十字架でご自身を罪のきよめのささげ物としてささげ、救いを成し遂げられた、と教えています。イエスがすでに成し遂げてくださったので、もう罪のきよめのささげ物をささげる必要はないのです。ただ十字架によって救いをなされたイエス・キリストを、救い主また神の御子と信じれば人は神の救いに入ることができるのです。

 明日は日曜日です。救い主イエス・キリストを礼拝するために、お近くのキリスト教会にいらしてください。

 (PBA制作「世の光」 2020.2.15放送でのお話より )
 
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