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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■人々を思いやる

2010年05月06日 | Weblog
2010/5/6放送

 世の光の時間です。 いかがお過ごしでしょうか? 福井 誠です。 今日のバイブルメッセージは「人々を思いやる」です。 それでは聖書の中のヘブル人への手紙13章3節から読んでみましょう。

 今日のバイブルメッセージは、人々を思いやるです。 それでは、ヘブル人への手紙13章3節から読んでみましょう。 
 「牢につながれている人々を、自分も牢にいる気持ちで思いやり、また、自分も肉体を持っているのですから、苦しめられている人々を思いやりなさい。

 先日、子供の英語の勉強に付き合いました。 ちょうどマザー・テレサの物語を読んでいました。 マザー・テレサは初めはシスター・テレサと呼ばれていたようですが、母親のような愛情をもって貧しい人たちにかかわったことからマザー・テレサと呼ばれるようになった、など簡潔に彼女の生涯が描かれていました。 

 彼女があのような偉大な事業に取り組んだきっかけは、修道院に通う道すがら見かけた貧しい人の姿であったようです。 貧しい人を見て何とかできないか、と思ったことからだと言うのです。

 愛というのは人に関心を向けることである、人のために時間を与えることである、と語った人がいます。 ヘブルの著者も、私たちに「苦しめられている人々を思いやりなさい。」と語り、自らのうちに他者に対する関心を掘り起こすべきことを語っています。

 しかし私たちの現実は、愛のない者、いつでも自分中心で自分のことだけを考えているような者かもしれません。 例えば、田舎を出てしばらく田舎の両親にごぶさたしていることはないですか? あるいは伴侶や子どもが普段何をしているのかも分からず、仕事に没頭しすぎていることはないでしょうか。 また世界には無実でありながら政治的な理由で投獄され、抑圧されている人たちもいますし、災害で痛めつけられ苦しんでいる人もたくさんいますが、そういう人に対する関心は微塵もない、ということはないでしょうか。

 私たちの無関心・無感動な心に、人に対する思いやりを掘り起こしたいものです。 実際、キリスト教信仰を持つということは神の愛を知り、神の愛に生きるようになることです。 自分を愛する人から他人を愛する人に変えられていくことです。 苦しめられている人々に関心を向け、思いやり、時間を与えていくように勧めるヘブルの著者は、私たちに大切な信仰実践を教えています。

 今日、電話をかけるべき人はいませんか? 手紙を書くべき人、声をかけるべき人はいませんか? 思いやりの心を持ちましょう。 

  ( PBA制作「世の光」2010.5.6放送でのお話より )

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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書
通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくは
PBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっ
そり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大
抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。予約なし
でもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹
介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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このサイトは URL名として 
http://yonohikari.biblical.jp 

が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。

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