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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■いる場所がなかったから / 山中直義

2011年12月20日 | Weblog
2011/12/20放送

 世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか、山中直義です。二週に渡ってのクリスマス特別番組、今日は「クリスマスとあなた」というテーマで「居る場所がなかったから」というお話をさせていただきます。

 今から約2000年前、イエス・キリストがお生まれになった当時の世界のことが聖書にはこう記されています。

 「そのころ、全世界の住民登録をせよという勅令が、皇帝アウグストから出た。

 税金の回収を目的とした一人の皇帝の命令によってすべての人が嫌応なく振り回される、そんな時代でした。そんな中、ひと組の若く貧しい男女に聖書の焦点は合わされます。処女マリヤとそのいいなづけであったヨセフです。二人は住民登録をするために故郷のベツレヘムという町に向かっていました。そしてベツレヘムに着いたその時、マリヤは神様の約束通り、男子の初子を産んだのでした。その嬰児(みどりご)・赤ちゃんは布にくるまれ、飼葉桶に寝かせられた、と聖書は言います。

 この上なく貧しく、この上なく穏やかな嬰児。実はこの方こそ、人としてこの世に来れた神の独り子、全人類の救い主イエス・キリストであった、と聖書は言います。

 さてこのイエス・キリストの誕生物語の最後、その箇所をルカの福音書2章7節はこう結んでいます。

 「宿屋には彼らのいる場所がなかったからである。

 この「宿屋」と訳されてることばには「荷物を降ろす。荷物をほどく。」という意味があります。この世の事柄に振り回されて重荷を背負って本当の意味で心を休めて生きることができ無い、そんな私たちの只中にそしてそんな私たちのためにイエス・キリストは来てくださった、と聖書は言うのです。

 荷物を降ろして心を休めて生きることができない。自分の本当の居場所がどこにも見当たらない。あなたがもしそのように感じておられるなら、どうぞこのクリスマスに救い主イエス・キリストを心に受け入れてください。イエス・キリストを心にお迎えするその時、あなたにも深い平安と喜びが訪れます。

    (PBA制作「世の光」2011.12.20放送でのお話しより )

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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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