♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■ひとり子をさえおしまないで /山中直義

2010年10月23日 | Weblog
2010/10/23放送

 世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか。山中直義です。

「鰯(いわし)の頭も信心から」ということわざがあります。しかし聖書が教えている本当の信仰は少し違うのです。神様のことばをようく聞いて本当にそれに聞き従うこと、それこそが本当の信仰、豊かな祝福を受け幸せになることができる本当の信仰だといいます。

 旧約聖書創世記に登場するアブラハムは神様のことばに実際に聞き従った人物でした。ある時アブラハムに次のような神様のことばがありました。

「あなたの子、あなたの愛しているひとり子イサクを全焼のいけにえとしてわたしに捧げなさい。」(創世記22章2節参照)

 自分にとってのすべてのすべて・最愛の息子を捧げるということは、神様を信じているからといって簡単に聞き従えるものではなかったと思います。

 しかしアブラハムはその時、神様のことばに聞き従うことを決心しました。ただ信じると口先だけで言うのではなく、神様のことばに聞き従うその決心をした、というのです。

 そうしてアブラハムがイサクに手をかけようとしたまさにその時、神様からのことばが再びありました。「あなたの手を、その子に下してはならない。今、わたしはあなたが自分の子、自分のひとり子さえ惜しまないでわたしに捧げることを知った。」(創世記22章12節参照)

 目には見えない信仰だからこそ口先だけで終わってしまうこともあると思います。しかしアブラハムは口先だけではなく本当に信じた。信じて神様のことばに聞き従った、と聖書は言います。

 私たちも神様を信じるという時、それが口先で終わらないように、本当に行いにしたいと思うのです。神様のことばは私たちに、聖書を読むように、神様に祈るように、教会に行くように、と教えています。神様を信じる、という時、どうか神様のことばに実際に聞き従っていただきたいと思うのです。そんな信仰こそが本当の祝福を受ける幸せになる信仰だと聖書は教えています。

 聖書のことば
 
 「子どもたちよ。私たちは、ことばや口先だけで愛することをせず、行ないと真実をもって愛そうではありませんか。
     新約聖書 ヨハネの手紙第1 3章18節





       (PBA制作「世の光」2011.1.15放送でのお話しより )

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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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このサイトは URL名として 
http://yonohikari.biblica.info 

が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。


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  お問い合わせは、
  電話 052-762-2196 東海福音放送協力会へ
            (自由ケ丘キリスト教会内)




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