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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■異国の民も救われる / 羽鳥頼和

2025年04月10日 | Weblog

2024/11/28 放送

 「世の光」の時間です。お聴きくださり、ありがとうございます。羽鳥頼和です。
今週は、旧約聖書イザヤ書の53章から58章の各章からお話ししています。

 今日はイザヤ書56章からお話しします。
 まず、イザヤ書が書かれた(※内容の)時代が実際にどんなであったか、お話しします。

 古代イスラエル王国が南北に分裂し、北のイスラエル王国はアッシリアという国に滅ぼされてしまいます。そのアッシリアは、南のユダ王国にも侵略してきました。その時、ユダ王国は何とか滅びずに済みましたが、その後バビロンという国がユダ王国を滅ぼし、人々をバビロンに連れて行ってしまったのです。
 そのような時代(※がやがて来ることを警告して)にイザヤ書は書かれました。

  この王国の滅亡は、ユダ王国に対する神による裁きでした。
 この神の裁きの本当の目的は、人々に自分の罪を認めさせ、神に立ち返らせることでした。
 神は人を救おうとされているのです。
 イザヤ書では、神の厳しい裁きの宣告が語られるとともに、素晴らしい神の救いのご計画が預言されています。

 今日は、イザヤ書56章で語られている神の素晴らしい救いのご計画についてお話しします。
 
 56章7節で神は、ユダヤ人以外の「異国の民」すなわち外国人についてこのように語っておられます。
 「わたしの聖なる山に来させて、わたしの祈りの家で彼らを楽しませる。
  彼らの全焼のささげ物やいけにえは、わたしの祭壇の上で受け入れられる。
  なぜならわたしの家は、あらゆる民の祈りの家と呼ばれるからだ。」

 つまり、神はユダヤ人だけでなく、異国の民すなわちユダヤ人以外の外国人をも救うと約束されているのです。

 イザヤ書の時代は国と国が争っている時代でした。そんな時代に神はすべての人を救うご計画を語っておられたのです。
 そして神は、イエス・キリストが十字架で死にそして復活してくださったことによってその救いのご計画を成し遂げられたのです。

 争いが絶えない今の時代にもイエス・キリストの十字架と復活は私たちの救いです。


 ( PBA制作「世の光」 2024.11.28放送でのお話しより )


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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
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■聞け。そうすれば生きる / 羽鳥頼和

2025年04月09日 | Weblog

2024/11/27 放送

 「世の光」の時間です。お聴きくださり、ありがとうございます。羽鳥頼和です。

 今週は、旧約聖書イザヤ書の53章から58章の各章からお話ししています。

 まず、イザヤ書が書かれた(※内容の)時代が実際にどんなであったか、お話しします。
 古代イスラエル王国が南北に分裂し、北のイスラエル王国はアッシリアという国に滅ぼされてしまいます。そのアッシリアは南のユダ王国にも侵略してきました。その時、ユダ王国は何とか滅びずに済みましたが、その後、バビロンという国がユダ王国を滅ぼし、人々をバビロンに連れて行ってしまったのです。
 その様な時代(※がやがて来ることを警告して)にイザヤ書は書かれました。

 この王国の滅亡はユダ王国に対する神による裁きでした。
 この神の裁きの目的は、人々に自分の罪を認めさせ、神に立ち返らせることでした。
 神は人を救おうとされているのです。

 イザヤ書では神の厳しい裁きの宣告が語られるとともに、素晴らしい神の救いのご計画が預言されています。
 実際にユダの人々はペルシャという国のキュロスという王によって解放され、帰国し、神殿を再建することが出来ました。
 
 イザヤ書の55章で神は、「聞け。そうすれば生きる」と語りかけておられます。

 罪を犯し続ける人に神は、自分の言うことを聞くように語り続けているのです。

 私たちに語りかけるお方である神はいのちを与えて下さるお方です。
 神の言われることを聞いて信じれば、人は生きることが出来るのです。

 神が私たちにこのように言われています。
 「聞け。そうすれば、あなたがたは生きる。わたしはあなたがたと永遠の契約を結ぶ。」(55章3節)

 神が永遠の契約を結んでくださったのです。それがイエス・キリストの十字架によって立てられた新しい契約なのです。

 神は、イエス・キリストが十字架で死に、そして復活してくださったことによって、永遠の契約を結んでくださいました。
そして今も、「永遠の契約を結ぼう」と私たちに語りかけ続けて下さっているのです。


 ( PBA制作「世の光」 2024.11.27放送でのお話しより )


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■永遠の真実の愛 / 羽鳥頼和

2025年04月08日 | Weblog

2024/11/26 放送

 「世の光」の時間です。お聴きくださり、ありがとうございます。羽鳥頼和です。

 今週は、旧約聖書イザヤ書の53章から58章の各章からお話ししています。

 まずイザヤ書が書かれた(※内容の)時代が実際にどんなであったか、お話しします。

 古代イスラエル王国が南北に分裂し、北のイスラエル王国はアッシリアという国に滅ぼされてしまいます。
 そのアッシリアは南のユダ王国にも侵略してきました。その時、ユダ王国は何とか滅びずに済みましたが、その後、バビロンという国がユダ王国を滅ぼし、人々をバビロンに連れて行ってしまったのです。
 その様な時代(※がやがて来ることを警告して)にイザヤ書は書かれました。

 この王国の滅亡はユダ王国に対する神による裁きでした。

 この裁きの目的は、人々に自分の罪を認めさせ、神に立ち返らせることでした。
 神は人を救おうとされているのです。

 イザヤ書では神の裁きの宣告が語られるとともに、素晴らしい神の救いのご計画が預言されています。
 イザヤ書54章では、神の「永遠の真実の愛」が語られています。

 神と人との関係が夫婦に例えられて語られています。
 神を信頼せず異教の神々を慕っている人のことを、浮気をして夫に捨てられた妻に例えています。
 そして神は、真実の愛をもってそんな夫婦の関係を回復しようとする夫に例えられています。

 54章8節をお読みします。
 「怒りがあふれて、少しの間、わたしは、顔をあなたから隠したが、
  永遠の真実の愛をもって、あなたをあわれむ。」

 「真実の愛」とは、結婚のときの誓約を守り続けることを意味しています。
 人は神との約束を破ってしまっているのに、神はご自分の誓った約束を守り続けておられるのです。

 そして神と人との関係を回復するために、キリストが身代わりとなって十字架で死んでくださったのです。
 キリストの十字架に神の真実の愛が現わされているのです。

 神はイエス・キリストの十字架によって私たちとの関係を回復してくださったのです。


 ( PBA制作「世の光」 2024.11.26放送でのお話しより )


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■悲しみの人イエス・キリスト / 羽鳥頼和

2025年04月07日 | Weblog

2024/11/25 放送

 「世の光」の時間です。お聴きくださり、ありがとうございます。羽鳥頼和です。
 今週は、旧約聖書イザヤ書の53章から58章の各章からお話しします。

 まずイザヤ書が書かれた(※内容の)時代が実際にどんなであったか、お話しします。

 古代イスラエル王国が南北に分裂し、北のイスラエル王国はアッシリアという国に滅ぼされてしまいます(※紀元前722年)。
 そのアッシリアは南のユダ王国にも侵略してきました(※紀元前701年)。その時、ダ王国は何とか滅びずに済みましたが、その後バビロンという国がユダ王国を滅ぼし(※紀元前586年)、人々をバビロンに連れて行ってしまったのです。

 その様な時代(※がやがて来ることを警告して)にイザヤ書は書かれました。
 この王国の滅亡はユダ王国に対する神によるさばきでした。
 イザヤ書では神の厳しい裁きの宣告が語られるとともに、素晴らしい神の救いのご計画が預言されています。

 実際にはユダの人々はペルシャという国のキュロスという王によって解放され帰国し、神殿を再建することが出来るのです。
 イザヤ書53章はそのことを預言するとともに、イエス・キリストによる救いを語っています。

 イザヤ書はキリストの福音を語っています。キリストの福音とは、神が救い主キリストを遣わして人を救い、幸せな人生を送らせて下さるという約束です。 

 53章には、人を救うために神が遣わされる救い主キリストが英雄やヒーローとは全く違い「悲しみの人」で「人のために苦しみを受ける」と語られています。

 人々はそのことを理解できず、その方が苦しむのを見て、「この人は、神に罰せられ、苦しめられた」と思うのですが、本当はその方はすべての人々の身代わりとなって苦しみを受けて、自分のいのちをささげることによって人々を救う、と預言されているのです。

 53章12節をお読みします。
 「彼が自分のいのちを死に明け渡し、背いた者たちとともに数えられたからである。
  彼は多くの人の罪を負い、背いた者たちのために、とりなしをする。」
 
 この預言はイエス・キリストが十字架について死んでくださったことによる救いを語っているのです。


 ( PBA制作「世の光」 2024.11.25放送でのお話しより )


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■人間関係の基本は愛 / 関根弘興

2025年04月05日 | Weblog

2024/11/23放送

 「世の光」の時間です。お元気でお過ごしでしょうか? 関根弘興です。

 私たちが人生を送っていくとき、たくさんの関わりというものが生まれます。

 まずは人間関係です。「人間関係は○○だ。この空白に語句をいれよ」という質問がありました。すると返ってきた答えはどんな答えが多かったと思いますか? 多くの人たちは、人間関係は煩(わずら)わしい、面倒くさい、難(むずか)しい、こうした答えが圧倒的に多かったのです。どうも人間関係と言うことばを聞くと否定的な感じを持つ人が多いみたいですね。

 しかしそれでは人との関わりなしに生きていけるかというと、そんなことはないわけです。みんな孤立することを嫌いますし、孤独で生きていこうとは誰も考えません。だから関わりを求めているんだけれど傷つきたくはない、こうした思いを誰もが持っているわけです。

 聖書は人間関係の基本をこう記しています。
 「自分を愛するように、あなたの隣人(となりびと)を愛せよ。」 人間関係の基本は、愛し愛することだというわけです。

 ご存知ですか? 愛の中には二つの愛があるそうです。
 一つは、『だから』の愛 というものです。これは、あなたが金持ち「だから」愛しましょう、美人「だから」愛しましょう。私に良くしてくれる、「だから」愛しましょう。こういう、ま、条件付きのような愛ですね。

 しかしもう一つの愛は、『でも』の愛 というものです。あなたが病気「でも」愛しましょう。困難な時「でも」愛しましょう。成績が悪く「ても」愛しましょう。こういう愛です。

 ご存知ですか? 聖書の神様は愛なる神様です。それは『だから』の愛ではなくて『でも』の愛。この無償の愛を持たれた神様です。

 第1ヨハネの手紙 3章16節には、「キリストは私たちのために、ご自分のいのちを捨ててくださいました。それによって私たちに愛が分かったのです」 こう書かれています。
 イエス・キリストは十字架につけられ死なれました。聖書は、私たちの罪の罰を身代わりに背負ってくださり死んでくださったのだと教えています。
 つまりイエス様の愛は、あなたが罪人であることを承知の上で、それ「でも」なお、あなたのために命を捨てるほどの愛だというのです。そしてイエス様は十字架につけられ三日目に復活し、今も生きておられ、その愛は今、あなたに注がれています。


 ( PBA制作「世の光」 2024.11.23放送でのお話しより )


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■ I love youと言えますか? / 関根弘興

2025年04月04日 | Weblog

2024/11/22放送

 「世の光」の時間です。お元気でお過ごしでしょうか? 関根弘興です。

 しばらく前のことですが、教会で高齢者を集めて歌の集いをしたときのことでした。私が「今日は皆さんにすばらしいことばを教えましょう」ということで、「アイ・ラブ・ユー I love you」という短いことばを教えたのです。もちろん、ほとんどの人はその意味は知っています。「それでは隣の方に言って見てくださーい❢ 誤解のないようにー」と言うと、皆さん照れ笑いながらニコニコしながらその時を過ごしていたのです。
 90歳を過ぎたおばあさんがそこに集っていました。「先生、今日は良いことばを聴いて良かったぁー」と語ってくださったんです。
 二週間後また集いがあり、この方が私のところに来てこう言われました。「関根先生、前回教えてもらったあの アイ・ラブ・ユー っちゅうのは、お前のことが大好きだ、大切だっていう意味でしたよね。それで、うちの高校生になる孫に手紙を書いたんですよ。ひとこと アイ・ラブ・ユー、そうやってね 書き送ったんですよ」 そう言うんですよねえ。
 「いやぁーそれはお孫さん喜んだでしょう?」 と問い返しますと、その方が言うんです。
 「孫が言うんですよ。『アイ・ラブ・ユー っていうことばは若い人の使うことばだよ』って。でもとてもねえ、手紙を読んで、ま、びっくりしたんだと思いますけど大喜びしてくれたんですよー」 そう話してくれました。
 
 みんなそれぞれに自分に関する自己像というものを持っています。あなたは毎朝洗顔の時、鏡に映る自分を見ながら自分の姿に「アイ・ラブ・ユー」と言えますか? それとも、「ああーっ、今日もお前と付き合うのか! もううんざりだ」と嘆きますか? 

 今朝もう一度鏡に映るあなた自身をじっくり見つめてください。そして自分の存在の尊(たっと)さ・とうとさを感じていただきたいのです。自分の価値を噛み締めていただきたいのです。

 あなたが自分をどう見ているかは、他の多くの人があなたをどう見ているかということよりもはるかに重要です。人のことばに傷つく前に、あなた自身のことばで自分を傷つけていないか点検してみてください。

 そして私はこのことをお伝えしたいのです。天地を造られた、愛に満ちた聖書の神様があなたをどう見ているかです。
 イザヤ書43章4節には「わたしの目には、あなたは高価で尊い。わたしはあなたを愛している」 あなたを愛している、と語り続けている神様がいてくださいます。
 あなたはあなた以上になることもできないし、あなた以下でもありません。あなたはあなたです。そのあなたが愛されているのです。あなたは自分に対して「アイ・ラブ・ユー I love you」と言えますか?

 ( PBA制作「世の光」 2024.11.22放送でのお話しより ) 


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■3つのL / 関根弘興

2025年04月03日 | Weblog

2024/11/21放送

 「世の光」の時間です。お元気でお過ごしでしょうか? 関根弘興です。

 幼児教育に携わる方が書かれた本の中に面白いことが書かれていました。それは、私たちは3つのエル、英語のLですね、で表現されるものがいつも必要だと書かれていたのです。第一は愛すること、英語ですとラブloveです。第二は笑うこと、英語ではラーフlaugh。第三は学ぶこと、英語ではラーンlearnです。
 なるほどと思いますねえ。これらの3つのLが備えられた生涯は、すべての人に有意義な豊かな人生を提供すると思います。

 愛することラブ。あなたは愛に生きようとしていますか? いやとんでもない、愛なんてことばは額に入れてあるきれい事にすぎない!そう思っている人もいるかもしれませんね。
 でも人はだれかに愛されていると感じると心がほっとするものです。そして愛に生きようと考えて始めていくのです。つまり人は愛されて安心し、愛することによって満足・充足を得ることの出来る存在なんですね。

 笑うこと。私たちは自分の顔を毎日他人に見せているわけですよ。ですからどんな表情を見せているかに責任がありますね。ちょっとプレッシャーをかけてますけど。私たちは人に毎日自分の顔を見せているのですが、自分では鏡の前でしか見られないんですよねえ。
 どうでしょう、あなたの毎日に笑顔がありますか? あなたの微笑みはその場をなごやかにするだけでなく、癒やしをも運んでくるんですよ。でも笑顔なんて冗談じゃないよ、悲しみや困難がたくさんあって、そうおっしゃる方もいることでしょう。だからこそ、こわばった顔の筋肉をゆるめるのです。

 学ぶことラーン。私たちは一生涯たくさんのことを学び続けながら歩んでいく存在です。
 私はあなたにこのことを伝えたいんですね。それは、聖書の神様は私たちにこの3つのLに生きるために、その土台ともいうべきものを備えてくださっているということです。
 聖書の中に、「わたしの目にはあなたは高価で尊い。私はあなたを愛している」 (イザヤ書43章4節) こう記されています。そして、イエス・キリストは、あなたを優しく包み、傷を覆ってくださる方です。ちょうど羊飼いが羊を牧草地に導き養うように、あなたの人生を導いてくださる方です。さあ、今日も一日、神様に愛されているからこそ愛に生き、あなたの笑顔をもってスタートしていきませんか?


 ( PBA制作「世の光」 2024.11.21放送でのお話しより )


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■3つの関わり / 関根弘興

2025年04月02日 | Weblog

2024/11/20放送

 「世の光」の時間です。お元気でお過ごしでしょうか? 関根弘興です。
 
 私たちは誰もが3つの関わりの中で生きています。
 まずは神様とあなたとの関わりです。そして2番目は人との関わり、人間関係ですねえ。そして3番目は私たちの身の回りにあるたくさんの物との関わりです。

 本来、人は神様を心から礼拝し、自分を愛するように他の人を愛し、周りにあるたくさんのものを人間の生活のために利用して生きていく、これが生きていく基本的な関わりです。本来のこれがあるべき姿なのです。

 でも時々この関わりがずれてしまうことがありませんか? 神様は、いつのまにか感謝し賛美する礼拝の対象ではなく、まるで人のための便利屋さんのように利用するだけのものになってしまうことがあります。「まあ神様にはね、苦しいときだけ登場していただいて、あとは関係ありません」てなことですね。そこには、毎日の生かされている感謝や賛美もありません。

 人との関わりはどうでしょう。聖書は、「自分を愛するように隣人を愛しなさい」(参照 マタイ19章19節、マタイ22章39節、ローマ13章9節、ガラテヤ5章14節、エペソ5章33節 )と教えています。しかし、いつのまにか人は高慢になって、自分が賞賛されることを求め、仕えるという姿を忘れ、ま、いつも脚光を浴びていないと気がすまない、そういうことがありますね。そしていつのまにか人が人を崇めるようになってしまうこともあるのです。それは時に心地良いかもしれません。しかしそれほど危険な香りに満ちた生き方はないのです。

 私たちの生活のためにたっくさんの物がありますが、どうでしょう、そうした物との関わりはどうなんでしょうねえ。本来、そうした物は人のために用いられ、利用される対象でしかありません。
 しかし、いつのまにか利用の対象でなく、愛し崇める対象になっていくことがあるのです。物さえあれば万事OK、間違った物質主義の価値観を持ってしまうことがあります。
 ある人は、たくさんの物に囲まれていさえすれば安心、という人もいるかもしれません。しかし私たちは与えられているそうした数々の物を生活のためによりよく利用すること、そういう関わりが求められているのです。

 あなたの生活をどうぞ見つめてください。あなたは神様を愛し、自分を愛するように他の人を愛する、そして物を利用していくという、単純なこの3つの関係のバランスが保たれていますか? 

 どうぞ聖書からこうした生き方の調和を求めながら最善の人生の生き方を探ってみてはいかがでしょうか。聖書はその答えを必ずあなたに与えてくださいます。


 ( PBA制作「世の光」 2024.11.20放送でのお話しより )


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■キャッチボール / 関根弘興

2025年04月01日 | Weblog

2024/11/19放送

 「世の光」の時間です。お元気でお過ごしでしょうか? 関根弘興です。

 ある子育ての本の中に、こんなことが書かれていました。コミュニケーションの基本はキャッチボール式コミュニケーションでなければならない、とあったのです。
 しかし多くの場合は、バレーボールのスパイク式コミュニケーションが多い、っていうんですねえ。
 バレーボールのスパイクですからね、上から下へ強烈に叩きつけるやり方です。これでは確かに良いコミュニケーションを持つことはできませんね。
 一方的に上から言われても決して良いコミュニケーションをとることなんてできません。何やってるの❢ 言うこと聞きなさい❢ 早くしなさい❢ しょうがないねぇ、あなたの話なんて聞いていられませーん❢ これじゃあ、まるでボールをコートに叩ききつけるようなそんな感じですね。返すことができません。

 ある遊園地の社内教育に、迷子になって泣いている子どもの取扱いをどうするのか、という対応の仕方の訓練があるそうです。
 後ろから頭ごなしに見下ろして「どうしたの?」と声をかけてはいけない、というんですね。腰をかがめ、その泣いている子どもの目線まで下りていって初めて声をかける、これが大切だと言うんですよ。つまり大切なのは目の位置だというわけです。

 私たちが何かを伝えようとするとき頭ごなしでは伝わりません。相手の立場になって初めて良いコミュニケーションが取れていくはずです。

 それでは聖書は、神様と私たちとのコミュニケーションをどう記しているのでしょう。もし神様が一方的に上からバレーボールのスパイクを打つような、私たちとコミュニケーションを取ろうとするなら、私たちはただ打ち叩かれてしまうだけになってしまうでしょうね。
 でも神様の方で私たちの目線にまで下ってきてくださったならどうでしょう。

 今からおよそ2000年前に、神である方がこの地上に来てくださいました。その方こそ主イエス・キリストです。
 聖書にはこう記されています。
 「キリストは、神の御姿であられる方なのに、神としてのあり方を捨てられないとは考えず、ご自分を空しくして、しもべの姿をとり、人間と同じようになられました。」  (新約聖書 ピリピ人への手紙 2章6-7節 参照) 
2:6 )

 このように記されているんですね。つまりイエス・キリストは、あなたの目線にまで降りてくださり、私たちはイエス様とキャッチボールのように親しくコミュケーションを持つことが出来るんですよ、と聖書は教えているんです。

 さあ、イエス・キリストにあなたの思いのままを打ち明けて、キャッチボール、始めてみませんか? 

 

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■何のために生きるの / 関根弘興

2025年03月31日 | Weblog

2024/11/18放送

 「世の光」の時間です。お元気でお過ごしですか? 関根弘興です。

 だれもが幸福になりたいと願うのは、これ当然なことです。「あなたは幸せですか?」と尋ねられると、多くの人は「うーん、まあ幸せですかねえ」そう答えるのだそうです。「だって食べるものもあるし、一応住む家もあるし、不幸な出来事に苦しんでいる人のことを考えれば私なんか幸せなほうですよ。」 こういう答えが圧倒的に多いんだそうです。
 それでは同じ人に、「今の生活が幸せなら不満はありませんよね?」と尋ねると、「それとこれとは話は別よ」とこうなるわけですね。

 確かに、今が幸せな気分でも明日どうなるか分からない、これが正直な気持ちかも知れませんねえ。

 私たちの生活に充足感とか幸福感というものを失わせてしまうものが幾つかあるように思います。
 その一つは、人生の目的が分からないということです。
 自分は何のために生きているのか、分からなければ、これ生きていくのは空しくなりますね。

 私の友人で元新聞記者の方がいました。彼は高校生の時に人生についていろいろ疑問を持ちました。
 ある時、先生にこう尋ねました。「先生。ぼくたちは何のために生きているんですか?」
 「いやぁ難しい質問をするなぁお前は。じゃあ考えておくから昼休みになったらもう一度来い。」先生はこう言ったのです。
 昼休みに行くと、先生は弁当を食べていました。「おお、お前の質問はなぁ難しいなぁ。でもいろいろ考えてやっと分かったぞ。これを見ろ。」
 「えっ? 先生、それは弁当箱なんですけど」
 「そうだ弁当箱だ。よく見ろ。中に何が入っている?」
 「ご飯が入っています」
 「そうだよな。人間はな、このために、つまり食うために生きているんだ」
 先生はこうおっしゃったって言うんですね。
 彼は大変ショックを受けました。

 もちろん私たちは食べるために働きますけれど、食べることが生きる唯一の目的であるならば空しいですねえ。
 ですから自分は何のために生きているのか?ということが明確になるなら、人生は非常に変わってきます。

 聖書には、「神は愛です」と記されています。そして、「神様の愛の対象は、あなたなのです」そう語られるのです。
 あなたの生きる目的は何ですか? それは神様に愛されている存在として今ここに生かされていること、存在そのものがすでに目的なんです。
 あなたが何かできるできないにかかわらず、神様に愛されている尊い存在、それがあなたなのですね。

 さあ、笑顔をもってこの一日を始めていきましょう。


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