文化の駅サテライトステーション事業がご縁で、Y教授から文庫本のプレゼントがございました。感激ものでアリマス
原田マハ著“キネマの神様”文春文庫
名画座“テアトル銀幕”と映画雑誌“映友”はどちらも明日をもしれぬ斜陽産業ですが、インターネットによる世界配信をきっかけに、大きな反響が生まれます。
映画をこよなく愛する人々をめぐる感動の物語です。やや出来過ぎの感は致しますが、一気に読まていただきました。
本文より。映画館についてこんな記述があります。
映画館の臨場感とは、映画というシステムがこの世に誕生すると同時に作り出された究極演出なのである。
映画を取り巻く環境は確かに変化しつつある。しかしそれでも映画館が滅びないのは、その臨場感こそが「娯楽」を追求した人類がようやく獲得した至宝だからだ。映画館は一級の美術館であると同時に、舞台、音楽堂、心躍る祭りの現場でもあるのだ。
この本の中に出てくる映画の題名を羅列します。ドレダケ観テルカナ?
「ワーキング・ガール」「カッコーの巣の上で」「テルマ&ルイーズ」「自転車泥棒」「或る夜の出来事」「カサブランカ」「シャイニング」「ニューシネマ・パラダイス」「ライフ・イズ・ビューティフル」「ローマの休日」「天国から来たチャンピオン」「花嫁のパパ」「アバウト・シュミット」「サスぺリア」「第三の男」「フィールド・オブ・ドリームス」「父親たちの星条旗」「硫黄島からの手紙」「ターミナル」「シェーン」「戦場のピアニスト」「プライベート・ライアン」「タイタニック」「アメリ」「イングリッシュ・ペイシェント」「Shall we ダンス」「七人の侍」「オールアバウト・マイ・マザー」「トーク・トゥ・ハー」
Y先生、素晴らしい本をありがとうございました。益々映画が好きになりそうデアリマス。
尚、ご希望の方はお貸しいたします。