参考になればと、前田憲司さんが“週刊朝日”昭和33年(正:32年)3月17日号をデータで送っていただいた。
ここに“新日本発見(正:拝見) 四日市”として、新しく出来た近畿日本鉄道四日市駅から国鉄四日市駅方向の空撮(撮影:青井竹三郎 朝日新聞社「天風」より)があった。
広報四日市(昭和32年9月号)では、国鉄四日市駅から見た、逆方向の写真だ。
小学3年生の頃、三輪車に乗っていた近所の子供を連れて、新しい駅の横に出来た地下道を見に行った。外したばかりの八王子線の跡を、大人が行きかう中ようやくたどり着いた。地下道はセメントの臭いがして、大声を出すと反射した。真ん中へ来た頃、お昼のサイレンが聞こえた。それを聞いて、慌てて帰った記憶がある。地下道は駅の中にもう1本あって、いつか通ろうと思った。
昭和33年頃の空撮
四月からこの近鉄四日市駅から富田駅まで近鉄電車に乗り高校に行きだしたのです。ただその通学の有様はもう記憶にありません。残念ながら通学は転校のため一学期だけで終わってしまいました。その意味でも子の写真は私にとって貴重です。ありがとうございました。
社宅の建物は、昭和49年に訪れた時にはまだ健在でした。