花の四日市スワマエ商店街

表参道スワマエ商店街会長のひとり愚痴

中心市街地活性化検討会議

2010年06月05日 | おいらの商店街
“中心市街地活性化検討会議”が6月3日久しぶりに開かれた。1年ぶりか?
商工会議所と市と振興組合が、まちづくり会社を立ち上げて四日市の中心商店街の活性化をさせることが目的で数年前から不定期に開催されている。
商工会議所の齊藤会頭は、何とかしたいと積極的だが街の腰は重い。しかし、ここにきて活路が見えてきた。
諏訪西振興組合の野村副理事長が提案の三番街北側のリフレッシュ構想だ。まだ構想段階だが、何とかここを手がかりに具体的な実現への一歩を踏み出すための起爆剤としたい。これと平行して全体で夢のあるプランができれば、それに向かって各所での動きに自信が持てる。
このところ商店街の活動に明るさが見えてきたと、私は思う。1番街商店街振興組合の“文化の諏訪駅”と白揚跡の提案。諏訪西振興組合のガイドマップ“おもてなし”と諏訪公園入り口の喫茶店。こども交流館の動きも活発だ。本町はアーケード建て替えとポンポコスタンプ。諏訪振興組合はエコ事業の実施。
四つの振興組合は、それぞれの特色を生かしつつ活性化に取り組んでいる。仲も良い。今こそ、全体のグランドプランを立ててバラバラ感をなくし、競い合いながら活性化を進めるには絶好の機会だと感じる。
今回の会議で、少しグチが聞かれた。自分の経験から言えば(生意気ですが)グチを言っている間は前進しないと思う。現状を現実として、そこから何をすればいいのかを考えていく事が大切だ。
前回もご紹介したが、作家の江國さんが書いている四日市の印象は
「ご縁があって、もう随分ながいこと、年に一度は出かけているのだけれど、その度に感動する。四日市は不思議な街だ。ひっそりとしていて静かなのにどこかが混沌としていて、のどかなのに何かが烈しい。風通しがよくて、私の印象では、中年以上老人までの年配者と、子供が妙に自由奔放。そしておいしいお店がたくさんある」
おとなしい四日市人の、しかし滲み出る熱意を、江國さんは感じてみえるのです。

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