新・ほろ酔い気分

酔っているような気分のまま、
愚にもつかない身辺雑記や俳句で遊んでおります。
お目に留めて下されば嬉しいです。

わが家のお彼岸

2008年09月22日 08時07分39秒 | 写真俳句・エッセー

 わが家のお墓には、息子の嫁さんが葬られている。孫の母親でもある。

 命日はもちろんのこと、お盆にしてもお彼岸にしても、お墓の掃除は息子がやっている。

 まだ孫が小さい。お墓掃除のとき、孫の面倒見は私たち夫婦の役割りだ。

 もちろん、息子の都合によっては、私とカミさんが掃除をする。

 今度のお彼岸は、一昨日(土曜日)、私たち夫婦が孫と留守番で、息子が掃除に行った。

 来年は、4人一緒にお掃除にきたい。

 昨日は私たちが墓参り。

Simg_4681t_2

    

     急ぎたる墓域への道萩こぼる   鵯 一平

 掃除をした次の日なので、お墓はきれいだった。新しい花を加えて整え、手を合わせた。

 お陰で孫も順調に成長中。息子もなんとかやってくれている。私たちも元気だ。

 言葉に出して、そんなことを伝えた。

 1歳に満たない娘を残しての他界だったから、無念だったことと思う。あらためて、切ない思いがこみ上げる。

 でも、もう大丈夫。来月は保育園の運動会だよ。

「守ってね」、と付け加えた。

   おれたちのこと? そりゃァ大丈夫さ!

 私の後、カミさんの番だ。お墓に向かって、なにやら呟いていた。

   秋の墓孫の息災伝へたし   鵯 一平

 そのお寺には、カミさんの親や兄弟たちの墓もある。すべてをお参りするので、お墓の数は5つ。

 命日や法事は別として、春と秋のお彼岸、お盆、暮れ正月には、全部の墓参りをすることとなっている。

 なかなか時間がかかる。しかし、すべてのお墓をお参りしないと、気持ちが落ち着かない。

 天気予報に反し、時折は雨がぱらついた。傘を拡げたり閉じたりの墓参りだった。

 さすがにお彼岸、墓地には多くの人がきていた。ぶつかり合いながらの墓参りだった。

 明日は茨城県北部へ。私の両親の墓参りだ。

 片道180キロの行程だが、無事に行ってくる。

 弟や妹と会うのも、大きな楽しみだ。

 ランキングに参加しております。応援のクリックをお願いします。

   ↓  ↓

  にほんブログ村 シニア日記ブログへ                                          


             

             

 

 

 

 

 

コメント (14)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする