昨日は嬉しいことがあった。
一つは昼食会。
仲間や後輩たち４人で、知人の激励会をした。
激励をするはずが、逆にご馳走になってしまった。その点はサマにならなかったのだが、知人のたっての話だったので、従うことにした。
知人は代表取締役会長になった。ご苦労が多いことだろうと案じている。
その席で、仲間たちと会うことができた。滅多に会わないＡさんも顔を見せてくれた。
Ａさんとは苦楽を共にした戦友だった。その後、大きな病いと戦い、乗り切った人だ。
痩せて顔色も白くなったが、元気にビールを飲んでいた。飲みっぷりから見て、復調したようだ。嬉しかったことの一つだ。
その後、馴染みの病院へ。右足の感染症の再診。
先日、痛い足から膿が採取された。今日は検査結果を知らされる日だった。厄介な菌だったら面倒だ。
初診のおり、「ごくありふれたばい菌です」とは聞いていたが、正体が知りたかった。難敵かも知れないという懸念もあった。
「○■×ブドウ球菌でした」 医師の説明だった。○■×と聞かされても、私には分からない。
「つまり、どこにでも転がっているばい菌です。心配ありません」
面倒な菌でなくて一安心だった。だが、「どこにでもいる」平凡な菌で発症したのだ。やはり、免疫力がかなり低下していたということだ。
先日の医師の言葉、「若い人に恋をすれば、免疫力がつきますよ」、を思い出した。
よし、その線で努力しよう！ 実力もないくせに、妙なことに発憤をした。
帰路の途中、タクシーの中で、私の携帯電話に着信があった。
Ｋ君からであった。私に憎まれ口を叩く後輩のＫ君だ。
「例の件、なんとかなりそうです！」 喜びを伝えてくれた弾んだ声。
仕事場に関する嬉しい話だった。
「そうだったか、ありがとう！苦労かけたなァ。………」
その程度の言葉が精一杯だった。
鼻の奥がジーンと熱くなった。
今日はいいことが幾つもあった。
神様、仏様、そしてみんなに感謝。ありがとう！！！
「アリガトウ」に曼珠沙華が相応しいかどうかわからない。
しかし私にとって、この季節でもっとも好きな花の一つなのだ。
機嫌良く咲いているこの花を載せて、「アリガトウ」を届けたい。
台風はスピードアップしたのか、それともこれからなのか。雨は小降りとなっている。
槍が降ろうが、火が降ろうが、これから外出！
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