新・ほろ酔い気分

酔っているような気分のまま、
愚にもつかない身辺雑記や俳句で遊んでおります。
お目に留めて下されば嬉しいです。

国家像を語れ!

2008年09月12日 08時03分41秒 | コラム・エッセー

 自民党総裁選が10日に告示された。

 5氏が出馬し、舌戦が始まった。

 マスコミによっては、大勢が決したような報道をしている。

 昨日の昼食後、A氏と雑談をした。このA氏は、禁煙努力中のあのA氏である。

 この時期ともなると、話題の一つは総裁選。

「拉致のことなど、誰も言いませんねえ」 

 A氏はそんな不満を述べた。「国家をどうするのか、5人の誰もが言ってないではありませんか」

 立候補者の誰も、国家像について述べていない。そんな総裁選に、A氏は不満のようだ。

 私もまったく同感だ。お茶を飲みながら、二人の意見が一致した。

 少なくとも国家像の大骨について、語るべきだと思う。

 憲法について、どのように考えるのか。

 安全保障をどう考えのるか。

 拉致問題をどのように進めようとしているのか。

 領土問題をどのように処理するのか。

 テロ対策に関する国際貢献をどう進めるのか。

 教育問題をどのように改革するのか。

 国民に訴える機会がある毎に、それらの問題を論じてほしい。

 財政再建問題、景気対策、福祉問題など、論ずべき重要課題は山積している。もちろんそれも、国民生活に直結した重要な政策課題だ。おろそかにはできない。しかし、国のあり方すなわち国家像こそは、その根幹に位置する問題ではなかろうか。

 拉致問題について、北朝鮮は妙な動きに変わってきている。首相が決まるまでは棚上げにしたいような素振りだ。そんな折であればこそ、毅然とした対応策を発信すべきなのである。

 来るべき衆院選でも然り。

 それぞれの党が、そして各立候補者が、あるべき国家像について、機会ある毎に訴えてほしい。

 それによって、民意も高まっていく。

 国家像を明確としない国家は、漂流しているようなものだ。いずれどこかの属国にされるのがオチだ。

 日本の国を、漂流国家としないでほしい。

 国民の切なる願いである。

 休憩時間中、A氏とそんな話題で終始してしまった。

 仕事場へ帰る途中、急な雨に襲われ、小走りに走った。久しぶりの走りであった。

 ランキングに参加しております。応援のクリックをお願いします。

   ↓  ↓

  にほんブログ村 シニア日記ブログへ                                          


             

             

 

 

 

コメント (14)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする