日本政治が混迷状態にある。
迅速な意思決定が出来ていない。むしろ、意思がない。
原因の大きな一つは、政府・民主党の司令塔に問題がある。
ハイチに大きな地震があった。
各国が応援隊を送っているが、日本はどうしたのだろうか。
例によって調査団を派遣し、必要なことは何かを調べるのだろうか。
どの国の災害に対しても、日本は遅かった。しかし、今回は更に遅い。
このようなことで、国際的な名誉ある地位を得たいなど、言うも恥ずかしい。
政治の混迷がひどい。政治主導と豪語しながら、その政治の司令塔が、グラグラ状態だ。
鳩山首相が安子さんからもらった「子供手当て」問題は、その後どうしたのだろうか。
加算税を含めて贈与税を払えば、それで不問となるのか。そんな程度のものか。
今後、脱税が増えるに違いない。
小沢幹事長の疑惑は、どこまで解明できているのだろうか。
小沢氏は、参考人聴取にも応じていない。犬の遠吠えみたいに、遠くで吠えている。
「私も秘書も、法に触れるようなことはしていない!」
だったら、参考人聴取に応じたらいいではないか。
一般人の場合でも、それで済むものだろうか。一般人なら、きっと逮捕される。
官僚主導から政治主導へ。
その政治がかかる混迷状態に陥ったとき、すでに官は冬眠状態だ。
国際的な人道支援も果たせずにいる。
給油活動も中止となる。
普天間問題も、棚上げ。日米同盟の行方には不安が漂う。
永住外国人の選挙権問題も、由々しい問題だ。小沢幹事長は韓国へ行って、すでに約束をしたようだ。もっと論議を深めたほうがいいのではないか。
しかし国民から、一向に声が上がらない。
国民の側に、「お手並み拝見」をしているという余裕があるわけではない。
無力感に苛まれているのだ。何を言っても変わらない!黙っていよう!
これでは日本丸の行方が怪しい。
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