急に思い立って、昨日、奥日光を目指した。
気象情報によれば、栃木県の降水確率は午前中50パーセント、午後が20パーセント。
途中、これもまた急な思いつきで、田んぼを見たくなった。
やはり取り入れ中だった。
上の写真は、取り入れ直後の稲田。
附近では、コンバインが活躍していた。もはや、腰を折った人たちの稲刈り風景はない。
道草をする時間的な余裕はなかったが、「いろは坂」を登る前に、慈雲寺に寄った。
境内の並び地蔵(化け地蔵)を撮りたかったからだ。
上の写真が、そのお地蔵様。行きに数えたお地蔵様の数と、帰りに数えた数が違うところから、「化け地蔵」と言われているらしい。
「らしい」と言ったのは、「抜苦(バック、つまり苦しみを抜く)地蔵」が転化して、「化け地蔵」になったという説もあるからだ。
気象情報とは違って、時間を追うごとに、空模様が悪くなってきた。
直ちに奥日光へ。
戦場ヶ原は草紅葉が始まっていた。
広い湿地帯が、複雑な色に染まっていた。陽に映えたら美しかったに違いない。
その後、金精峠を越えて群馬県に入り、菅沼と丸沼まで足を延ばした。これも気まぐれだ。
沼の写真のUPは、後日にしたい。
金精峠を引き返してきて湯の湖へ。
湖畔には、色づき始めた樹木があった。奥日光でもこれほどの色はなかった。
附近の人に訊いたところ、「桜の木だよ」、という答えが返ってきた。
その後、霧が深くなり、やがて雨。
雨の中、幾つかの滝を廻ったが、後日に報告したい。
季節の巡りは急ぎ足。まして高地の秋はかなり肌寒かった。厚着をして行ったので、大いに助かった。
総走行距離は約400キロ。くたびれたが、ストレス解消にはなった。
その上、新たなテーマも発見することができた。それは次回の行動としたい。
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