写真は、昨日撮った萩。まだ満開とは言えない。見ごろが楽しみだ。
カラオケの曲の好みで、面白いことが分かった。
分かったなどと、大袈裟に言うほどのことはない。当然と言えば当然の話。
昨年の秋、実家へ行った折り、久しぶりに中学時代の同級生と会った。きっと、30~40年ふりの顔もいた。
イッパイ呑むことになった。
呑んだあとは、カラオケへと進展。彼らにとっても、それが常道だったようだ。
もとはと言えば同級生同士、遠慮なしに唄い合った。選曲は演歌ばかりだった。
演歌ばかりは当然として、曲の傾向もあまり違わなかった。
誰かが曲をリクエストすると、誰もがその曲を自分の歌だと思ってしまう。だから、一番は誰、二番は誰というような、謂わば「廻し唄い」となってしまった。
五木ひろし、小林旭、石原裕次郎、北島三郎・・・・みんな唄いたがった。この歌手たちが最盛期だったころ、私たちは「子育て苦労時代」だった。だから、思い出が詰まっているのだ。
しからばとばかり、ディック・ミネの「人生の並木道」を出しても、みんなが跳びつく。
田端義男の「帰り船」も、同じ様相だった。
「卒業以来、異なる生活をしてきていても、同じ時代の同じ空気を吸っていたのだなあ」
しみじみと思った。同級生とは、そんなものらしい。
10月には、しかるべき温泉で、同窓会が開かれる。長い間欠席していたのだが、今年は出たいと思っている。
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