昨夜、久しぶりに、後輩たちと会った。
彼らも一線を退いたのだ。
話題には事欠かない。それぞれの近況報告だったり、誰かを質問攻めにしたり……。
YY君は髭を生やすらしい。少し伸びかけたところだが、今のところは曰く言い難しだ。
無聊をかこっている様子がありありだ。
TY君も元気になった。奥さんの健康状態が、好転してきているようだ。
TN君もすこぶる元気。娘さんを亡くした痛みから、すこしづつ回復しているのだろう。強く乞われて、次の職場で、重職を担っている。
そんな彼らだけに、三人三様ではあるが、まだまだ燃え尽きてはいない様子。
私から言えば、十分すぎるほど活躍してくれた。彼らに対しては、感謝して余りある思いを持っている。
本人たち自身としては、どうやら燃え尽きていない。まだまだ元気だし、意欲も減退していない。
事実この私も、燃焼しきったはずなのだが、時折は、過去の自分の不十分さを、今になっても責めている。悔やんでもいる。
何かが不十分だったのだろうか。それとも、人間とは、そんなものなのだろうか。
私は今、良し悪しは別として、胸の内のすべてを、人に伝えきれていなかったことを痛感している。
もっとも、受け入れてもらえたかどうかは、別問題だ。
とつおいつ行きつ戻りつ温め酒 鵯 一平
今日は恒例の外出へ。
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