新・ほろ酔い気分

酔っているような気分のまま、
愚にもつかない身辺雑記や俳句で遊んでおります。
お目に留めて下されば嬉しいです。

温め酒

2009年09月19日 06時39分27秒 | 写真俳句・エッセー

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   昨夜、久しぶりに、後輩たちと会った。

 彼らも一線を退いたのだ。

 話題には事欠かない。それぞれの近況報告だったり、誰かを質問攻めにしたり……。

 YY君は髭を生やすらしい。少し伸びかけたところだが、今のところは曰く言い難しだ。

 無聊をかこっている様子がありありだ。

 TY君も元気になった。奥さんの健康状態が、好転してきているようだ。

 TN君もすこぶる元気。娘さんを亡くした痛みから、すこしづつ回復しているのだろう。強く乞われて、次の職場で、重職を担っている。

 そんな彼らだけに、三人三様ではあるが、まだまだ燃え尽きてはいない様子。

 私から言えば、十分すぎるほど活躍してくれた。彼らに対しては、感謝して余りある思いを持っている。

 本人たち自身としては、どうやら燃え尽きていない。まだまだ元気だし、意欲も減退していない。

 事実この私も、燃焼しきったはずなのだが、時折は、過去の自分の不十分さを、今になっても責めている。悔やんでもいる。

 何かが不十分だったのだろうか。それとも、人間とは、そんなものなのだろうか。

 私は今、良し悪しは別として、胸の内のすべてを、人に伝えきれていなかったことを痛感している。

 もっとも、受け入れてもらえたかどうかは、別問題だ。

   とつおいつ行きつ戻りつ温め酒   鵯 一平

 今日は恒例の外出へ。 

 別館として、写真俳句ブログの「いのちの囁き」を開いております。

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コメント (10)
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