新・ほろ酔い気分

酔っているような気分のまま、
愚にもつかない身辺雑記や俳句で遊んでおります。
お目に留めて下されば嬉しいです。

奥日光へ(その2)

2009年09月18日 06時08分44秒 | 写真・エッセー

 一昨日、奥日光へ行った。

 昨日の当ブログで報告したが、今日は完結篇としたい。

 金精峠を越えて、菅沼と丸沼まで足を延ばした。

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 上の写真は菅沼である。

 沼は静かな表情で、山容を映していた。

 山はまだ、秋色に粧っていない。水面が多少の黄色を示しているに過ぎなかった。

 むしろ湯の湖のほとりのほうが、秋色の樹木が多かった。

 下の写真は、湯の湖畔のナナカマドである。赤い実がびっしりとついていて、見事だった。

 葉っぱも色づき始めていた。

 葉が燃えるように染まり、やがて散り、赤い実だけが残る。今はまだそこまで行っていない。

 やっと葉が色づき始めたばかりだ。

 葉っぱの薄い紅と実の真紅が競い合って、今はとにかく賑やかな感じだ。

「おにいさん、寄ってらっしゃいな」、と、声をかけられそうだ。

 やっぱり、私の考えること、およそ品格に欠ける。

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 雨に濡れながら、竜頭の滝の側道を歩いた。

 若い女性が二人、コンパクトカメラで、お互いを撮りあっていた。

「撮りましょうか?」 お人好しの私は、傘も差さずに声をかけた。

「ありがとうございます!」 二人の女性は、大きな声で叫んだ。声かけを待っていたらしい。

 二人はピースポーズで写真に納まった。小さな親切、余計なお世話だったかな?

 下の写真は、側道から撮った竜頭の滝の上流附近。

 紅葉を主題として撮ったので、流れは十分に確認できない。

(これは言い訳に過ぎません。クリックすると、大きくなります)

Simg_4415t  

 私は雨が大の苦手。早々に引き上げることにした。

 それにしても、得るところの多い一日であった。

 往復の400キロ。中味があった。まあ、これは自画自賛である。

 別館として、写真俳句ブログの「いのちの囁き」を開いております。

 ご覧いただけると嬉しいです。

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コメント (14)
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