いくつかの条件が満たされないとこの不耕起栽培の成苗はできないが、埼玉の上原一夫さんの経験である無肥料の培土を使うことで、可能性が生まれたこれは乳苗を作るときに根組がよくなるには無肥料の培土でないとだめですよという上原さんの考えがヒントになった。シロートに近い人間でも丈夫な白い根を生み出すのには手っ取り早い方法である。今年の場合もう一つハウスの条件も関係しているかもしれない。多古の日当たりの悪いところでの管理で地温が上がらなかった場所での育苗もまずかったのかもしれない。多古から佐倉の藤崎さんの日当たりの良いハウスに移したことで3葉までの生育は順調に推移した。4月9日以降また寒い多古の水田に水田出ししてから5月2日気づいたら栄養不足で4葉は枯れそうであった。魚シュレーベルと化成8-8-8を施用する。昨日6葉展開で20、25センチであった。4,5センチ上部を切って田植えをおこなった。マニュアルでは硫安施用とあるから正しくは硫安でよかったと思う。それでも根の太さ、茎の揃いなどの結果がいままでになく満足している。