農を語る

自然にやさしい不耕起栽培

佐倉・萩谷さんの隣のAさんから畑を借り受け今年から大豆とエゴマを7月上旬植え付けたー順調には行かなかった。

2019-11-20 19:25:16 | 日本不耕起栽培普及会

特に大豆は7月2日ハウスにヘソ曲がり法で播種、品種は丹波白と茶豆そしてエゴマであった。失敗事例も報告すべきかと思いのせてみた。エゴマはそれでも順調に育った。ただ利用の方法が課題である。油をとるのには20株程度だからままならず、シソの葉と同じように薬味としての利用には香りが強すぎる気がする。

大豆は播種時期が遅かったのかとにかく株がそだたなかった。ダダ茶豆は特に育たなかった。結実もさっぱりであった。耕さない方針で稲わらの敷草をやったりもみ殻たい肥、クンタンなどを施した。苗が育たないので途中で嫌になってしまった。それでも開花した8月初旬にはサクラ酵素などを与え結実をまった。実は昨年はAさんがまだ元気で自分で同じ畑に大豆を植え、大豆が育たず立木のまま翌年に私と桑山さんが引きついたという経過だたのです。それでも大豆が皆無だったわけではなかったし丹波白の種用程度はできそうである。Aさんは長年浄化槽の廃棄物を畑にたい肥として使い続けることがあったりしたので木炭や竹炭を入れて土壌改良を考えている。これからは小麦と菜花、さやえんどうなど、あるいは玉ねぎ、にんにくなどを植えてみようと計画している。

 


何故私たちは耕さないことにこだわるのか?

2019-11-18 09:45:31 | 日本不耕起栽培普及会

若い頃尾瀬沼に行き湿原の中を歩いた時腐植質のピートモスでクッションが良かった記憶がある。秋田の佐藤照男さんがレントゲンを使って根穴構造を撮影され腐植土の成り立ちを明らかにされた。一方アメリカでは地質学者のサラ・ライト女史1996年日本でも紹介されたが、グロマリンという真菌と言って強い粘着性があって周囲の土壌を団粒化し作物の生育をよくする。耕すと寄生している根が切断され枯死する。グロマリンは3年すると2倍になる。香取の藤崎芳秀さんの水田でも20数年耕さない時期が続いたがその時期には尾瀬沼の湿原のクッションを想像させる弾力のある水田であった。トビムシが大発生し水面を覆った。しかしあの水田を再現するのは至難の業である。岩澤信夫さんがいて逐一アドバイスされて可能であった気がする。今年そのトビムシといえば多古の2006年から続ける13年目の水田で、少規模な4セのミドリマイの水田で多数発生した。ただ夕方で映像化ができなかった。アメリカやヨーロッパではトラクターによる耕耘による環境汚染が深刻でこの不耕起栽培が6割、7割と拡大している。アメリカのモントゴメリーさんが歴史的に過去の経験から大作を3冊で紹介している。土の文明史、土と内臓、土・牛・微生物、特に最後の本が集大成である。日本の場合は雨が多いため普及しないでいるが耕さない、輪作で冬作を入れる、そして土の表面を太陽に当てないで微生物が生活できる環境にしてあげる。もちろん除草材や農薬は使わないことを基本としている。


健康法について新たな取り組み‐小食への取り組み

2019-11-15 09:24:45 | 日本不耕起栽培普及会

最近唇が荒れて胃腸に満腹感がのこるので気にしていたが、埼玉の上原一夫さんが週一で絶食しているとか、通っている鍼灸医の鶴岡先生が毎日1食で生活しているはなしがあって自分の体調とのかかわりを考えていた。たまたまかっての知人の自宅を訪れたとき終活で蔵書を整理したいと欲しい本があればどうぞということで、2,3冊いただいてきたがそのうちの1冊が船瀬俊介著の「できる男は超小食」空腹こそ活力の源であった。以前から船瀬さんの本は知っていたが本気で読んだことはなかった。

関連する元となる本は「よみがえる千島学説」であり森下敬一であり、「原本に西式健康読本」西勝造著解題早乙女勝元〈農文協)この2冊は以前読んだことがあり、西式健康法は体操を試したことがある。

そこで試しに朝食を抜いてみようと11月4日から初めている。問題は排便が毎朝できるかが私の場合最大の課題である。2週目に入ったがやはりできたりできなかったりである。唇等のあれは治まっているし胃腸は確かに安定し毎日農作業をやっていて空腹感はあったりするがまあしのげる程度である。食習慣を変えることは至難の業ではある。植物も動物も同じ生き物として土が基本であり、不耕起で耕さないことが大切で根毛が胃腸の内臓の微生物による吸収の仕組みと共通している。やはり昔ながらの機械をを使わない、農薬を使わない自給的な農法に戻るべきではないか。家庭菜園プラスxの身の丈に合った農業を目指すべきである。


佐倉の水害で和田小の脇の池でスッポンが死ぬ

2019-11-07 10:37:43 | 日本不耕起栽培普及会

カミツキガメの存在は前から気づいていて問題にしていたがスッポンの大きな2匹が生息していた。仲間の奥原さんが池の清掃に関係していてスッポンの生息を知っていた。今回の水害で水があふれ排水口に頭を入れて抜けなくなって死んでしまった。スッポンの生息が何故ここにという不思議もあるが普段見たこともないので映像を残しましたのでおくります。

合わせて11月4日蟹江、桑山さんらと3人で実験田100坪で五十嵐方式で水田を2月まで、乾かす、その後アカガエルの産卵後は湛水に維持するということで落水がきちんと行えるために溝掘りをおこなった。合わせて1枚目から下まで排水が出来るように側溝を切った。

    

 


秋を感じさせる庭の花ツワブキ、そしてビワの花

2019-11-01 06:29:35 | 日本不耕起栽培普及会

暑い夏はとどめを刺すような連続台風の後秋は突然やって来た。庭に転々と増えたツワブキがまずは知らせる。ミツバチも活動している。近くには秋菊、のじぎくが咲き、ビワの木を眺めるといつ咲くのかわからないビワのつぼみがのぞかせている。我が家の庭に勝手に芽吹き勝手に大きくなり実をつけるようになったが結実は6月頃であると思うが花がいつごろ咲くのかはまだに認知されていない不思議な木である。