農を語る

自然にやさしい不耕起栽培

究極の田んぼツアー第2弾、2回目多古桜宮自然公園での米作り

2012-11-16 08:03:38 | 日本不耕起栽培普及会

究極の田んぼツアー第2弾【多古町染井】11月24日(土)
多古・桜宮自然公園内不耕起水田へいらしてください…鳥井報恩(とりいほうおん)
《公園の由来》
2001年10月、この地に産廃の中間処理場の計画が出されたため、谷津田が当時荒れていて、休
耕地が残土の捨て場として成田の空航通りとして交通の便の良さもあったので産廃業者からねらわれ
た。
その時、地元の山林所有者と水田の地主さんが中心に、いずれも60代前半の現役をしりぞいたばかり
の人たちが中心に、ボランティアを呼びかけ、この荒れたシノ竹一杯の地を200名以上集め、半年ほ
どで更地に戻し、当時農業委員会の委員長や旬の味センターの理事長を勤めた所英亮さんのアイディア
で、公園に「自然」公園という名前を入れた。
谷津田の里山が復元されると1~2年後にはタカの種でサシバが子育てにやってきたり、メダカのがっ
こうを中心とする自然保護団体がこぞってやってきた。
女性知事の堂本暁子さんの県の里山条例の第1号として世に高く評価されている。
私が桜宮自然公園での水田づくりに加わったのは、2004年からで、NPOめだかのがっこうの岩
澤信夫会長が当時の理事長中村陽子の時代である。
現在では産廃の中間処理場は凍結され、水源地に近いこともあり町長もだんこ反対をかかげている。
私は神崎の岩澤信夫さんの自然耕塾のサポート役を勤めながら、里山の自然を維持する活動として、
約22aの水田をこの桜宮自然公園内で管理している。
千葉県内北総台地に分布する典型的な里山谷津田として、一度は見ておいて欲しい場所である。
雑木におおわれ、太陽光線が50%程度の場所ですが、不耕起湛水田であったり、水をためにくい深田
だったりします。
道路で谷津田が分断され、生き物的には少ない水田ですが、8年、5年と耕さないで作り続けています
ので、見ていただきたいと思います。
電車の方…
京成成田駅9:12→芝山千代田駅9:21着、出迎えの車で公園まで約20分。
(乗り遅れた場合は、京成成田駅9:52→芝山千代田駅10:01着)
車の方…
多古町、染井の交差点から下総方面2つ目交差点を右折して300m下った所、左側です。奥に広い駐
車スペースがあります。
持ち物…
汚れてもいい服装と靴で、水田に入ってみたい方は長靴を持参して下さい。
昼食は、こちらで準備いたします。
桜宮自然公園ホームページ・・・http://park15.wakwak.com/~sakuramiya/