農を語る

自然にやさしい不耕起栽培

大豆へそ曲がり法と自然栽培との比較写真

2018-10-15 18:53:03 | 日本不耕起栽培普及会

 

ただしへそ曲がりは1本の種を播くそして芽をカットする。挿し木は2,3年前からポットにとらずに畑にじかに挿し木をする。自然栽培の方は平らな畑に80の畝幅に株間60センチ2粒づつ播くそれを2本立ちに育てたものの比較である。畑の前作は大麦と小麦、基本は不耕起にちかずける。できるだけ根穴構造を生かす、昨年の冬あたりから畑に敷き藁をしたらクモが冬の間そこで生活し自然の生態系をできるだけ壊さない努力、刈り払い機程度で耕耘機トラクターはミミズなどの生き物殺すので使わない。おのずと自給的な栽培に限られてくる。また大分の赤峰さんに教わってカナブン、根きり虫、カメムシなどの虫も彼は神虫と表現されるので無作為に殺すのははばかれる。虫が発生するのは肥料のやり方に問題があるからで健康な個体には虫は発生しない。ブラジルの続木義夫さんの理論からもはずれている。


大豆の栽培、へそ曲がり法と自然直播栽培の比較

2018-10-15 11:01:26 | 日本不耕起栽培普及会

大豆の断根,挿し芽法は多収穫につながるということで2005年頃からすでに足かけ13年になるが1本あたり100莢程度なら普通に無肥料に近い状態で結実する。そして秋に台風などで根が水をかぶり収量ゼロを経験したこともある。特に水田に畦を高くして植え4年ほど多古で栽培したが最初2年は順調であった。3,4年目は水田が冠水して失敗に終わった、その後佐倉の高浜さんの畑での栽培は順調にいき、4年越しの栽培になる。また今年は多古で大橋誠さんが自然栽培で数年前自然栽培でで無肥料無農薬で栽培している話を聞いたので、へそ曲がり法との比較で取り組んでみた。するとなぜか自然栽培直播栽培の方が実の数が多かった。ヘソ曲りは2本仕立てで自然栽培は2,3粒播きということで同じ株として比較したものであるがへそ曲がりは250粒、直播は350粒であった。写真で確認してください。今年の取り組みでは4年連作の畑であるが後作に大麦、小麦を栽培しほとんど耕さない不耕起状態で畑を管理し米ぬかや油粕のぼかし、植え付け時にはモミガラ堆肥1にぎりとクンタンを1にぎり与えている。開花時には葉面散布で微生物菌を3回ほど与えている。今年は尿素は散布しなかった。


パン食を推奨する番組、NHK

2018-10-12 10:55:31 | 日本不耕起栽培普及会

過って学校給食でパンを食べると頭がよくなると、米飯を否定する宣伝がなされた時代があったが、つい最近も同じ手法で10月4日NHKで放送なされた。空前のマヨネーズブーム、日本の食卓に何が?

味覚的な面からの攻めであったが、船橋の中学校のオープン形式の学校給食で米飯とパン食の併用型で白米には無色無味で子供たちの関心が薄れ、残飯が多く、その点パン食の味の多様さ、肉やマヨネーズ味で給食を残さない作戦に出ていると紹介していた。そこではごはん食は残すからダメと単純な否定ではあったが私には過っての肉食礼賛の、コメをダメにする宣伝に感じた。テレビを見ていると分厚い肉を焼いているシーンを連日見せつけ、本来の日本人の東アジアモンスーン気候型での米作地帯のあるべき食を忘れさせる宣伝である。2人に一人が癌で死ぬという日本の現実がなぜ生まれるか単なる経済的な都合だけで米食を否定するのは間違いである。今日はここまで。