農を語る

自然にやさしい不耕起栽培

乳苗を20年近く続ける市原の森重之さんのイネとその根

2012-01-04 19:43:30 | 日本不耕起栽培普及会

市原の森重之さんは兼業の傍ら近所の仲間たちと乳苗で簡単に田植えができると20年に渡って栽培を続けている。彼は田植えの苗の管理が8日で済むという効率を考え、1ヘクタールを1回に準備し、3回3ヘクタールを1週間毎植えていくとしている。2010年の7月27日のイネの姿を紹介します。森さんのコシヒカリと道路を隔てて隣のイネですが、特別乾湿を繰り返してはいないが丈夫なイネに育っている。根は隣の農家の根である。

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SRIの秘密は根の白さにあるのでは?

2012-01-03 10:13:34 | 日本不耕起栽培普及会

一昨年のSRIで根の生育時の白さが耕した時でも際立って白い、これは不耕起栽培で土を耕さないから鉄分で酸化されないから白いと言ってきたが、SRIの乳苗で生育させたとき、耕したのに白いし7月23日イネの盛んな生育時、旺盛であるし根の色は白い、写真の前者はコシヒカリで神崎の駅前実験区で乾湿を繰り返している水田で比較的水がたまりやすい場所で良好な生育が行われ分げつも30本前後とれた場所の根を写真映像にしたものです。その時の地上部の生育もあわせて映像を載せましょう。メモリーの関係で次回にします。

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SRIの試みから

2012-01-02 10:06:15 | 日本不耕起栽培普及会

新年のイネの写真は昨年の神崎での3aのSRIの収穫時いのちの壱の写真である。SRIの実験としての試みで10a当たり5俵の収量でまだまだ半分の収量にしか到達していない。私たちは自然にやさしい農法として不耕起・湛水にたどり着き何もしない、除草もしない技術に近づいている。そんな時、耕せ、水を切れというマダガスカルのSRIの実験といえどもかなり無理がある、岩澤信夫さんと喧嘩しながらやり取りをしての到達点である。

しかしこぼれ実験として多古で2セの狭い面積で冬期湛水でコシヒカリで一昨年栽培した結果が面白かったので乗せたいとおもいます。60日掛けた成苗と8日目に植えた苗とが何故同じように育つか映像で見て頂きたい。これは確かに岩澤さんが驚いたわけに通じる。収量を欲張らなければ自然にやさしい方法として採用が可能である。最初の写真が不耕起成苗で,後者の写真がSRIの方式の苗である。

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謹賀新年

2012-01-01 07:03:51 | 日本不耕起栽培普及会

謹賀新年           二〇一二元旦

神崎でも、昨年の三月十一日は体験したことのない大地震と液状化にみまわれました。その後の原発事故はエネルギー政策に市民の監視が甘かったこと、その

先には農薬による日本の農業にも監視が必要なことを強く感じた。

放射能も農薬も直ちに死に至ることはなく、五年、十年後の癌の発症と繋がって

いく、それに対し健康な稲の成苗(4・5~5・5葉)を育て不耕起・湛水で生

きものを育てることで除草剤も必要なくなる。棚倉のミネラルと微世物  水生

バイオで安全な米作りを可能にしている。香取の実践家藤崎芳秀さんから学んで

いる。

今年もひきつづき神崎と多古で米作りができそうです。健康に留意しつつ安全な米作りを支援していきたいと思います。みなさんも元気で過ごしてください。

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