農を語る

自然にやさしい不耕起栽培

梅雨らしい雨で、ちょっと一休み

2017-06-27 13:38:18 | 日本不耕起栽培普及会

雨が降ると洗濯が、この頃のパターンである。1部屋乾燥機を回して1日かけて乾かす。1昼夜で2リットルの水が溜まる、空気中に含まれる水の多さに改めて感激です。6月に入ると紙袋のコメはカビが生えるというが、納得である。私は昔実家でお茶の小売りをしていて大きなお茶箱を衣装箱にしていたが案外お米とかドクダミ、ビワの葉、ヨモギの葉などを乾かして保存するのに適しているのではと同じ箱に入れている。なにか昔体験したことで忘れていたことを思い出しながら確かめている昨今である。梅雨の時期に咲く花といえばアジサイである。私の家ではがくアジサイが見ごろとなっている。昨年剪定をしなかったのが良かったのか花も大きく見事に咲いている。其の他園芸種であるが、透かしユリ、ルドベキア、ノカンゾウまたアジサイの脇にはアシタバがある。時時覇を食べている。今日はまた水田で観察できるシュレーゲルアオガエルの大きなのが我が家の庭にもいることに改めて感動した。

    


無農薬に挑戦するトウモロコシ栽培、米込の藤崎さん

2017-06-25 10:34:32 | 日本不耕起栽培普及会

定年後のにわか農業であるが無農薬に拘って米と野菜作りを行っている。日々が緊張でわくわくである。近所の慣行栽培の大先生がいる中で化学肥料や農薬を使わないでの栽培は新しいことの連続で傍で見ていてもあのしい。最近の経験はあまい、あまいトウモロコシをハウスで育てた経験である。雑誌現代農業の記事をヒントにアブラムシが発生する仕組みとその防除である。アブラムシの発生する痕跡はトウモロコシの根元に代っぽく跡を残す。対策としてはトウモロコシの株もとにクンタンと薄くまいた木酢や竹酢液のにおいのようだ。1株に1本、400本できて完売できた。残った2番穂を試食させてもらったが甘い、甘いおいしいトウモロコシであった。農薬を使わないという安心感は藤崎さんの表情から伝わってきた。

  


はずれ年の梅も5キロ取れて梅干しとして仕込んだ

2017-06-18 17:00:43 | 日本不耕起栽培普及会

干潟の梅の木、25年ほどたった木が1本、4年目が3本、今年の1月5本植えた。4,5年前古い木が16キロの梅を収穫できたので雑草地の傾斜地の草を刈り払ってふやすことにし、隔年結果を毎年成らないかと刈った草を根元に敷き草したり、燃やした草木灰、光合成細菌やスーパーERなどの菌を与えたりして手間をかけるようにしたらはずれ年でありながら5キロの大玉の梅が収穫できた。年間を通して時々面倒を掛けてあげればそれなりの収量を期待できるようになった。また自家の庭先のビワの木も花芽の時期が分からずまだ手探り状態ではあるが今年はあたり年で実はちいさかった。時々自家製の液肥を与えたりして育った。同じように干潟の畑には富有柿が1本あり毎年は草に覆われたまにしか結実しないが今年はいまのところたくさんの実がついている。秋が楽しみである。梅のつけ方は1昨年まで妻が担当していたがレシピを聞いて減塩で500グラムの自然塩と焼酎500mlですでに3日目の状態である。ビワは自然に発芽したものであるが家で食べるのには旬を感じつつ楽しんでいる。ほかにも自然発芽で夏みかんをおいしくいただいている。今の季節で酸味が無くなっている。温暖化で甘くなっている。

 


小麦での移植栽培と直播の比較

2017-06-16 16:25:08 | 日本不耕起栽培普及会

岩澤信夫さんから小麦でも移植栽培の効果があるということで試している。元肥をいつも与えないで作るのでなかなか結果がでない。部分的には移植で立派な株に育つ。茎も太く実の穂の部分が長くそだつ。しかし全体の収量を高めるのには直播で、比較的に薄播きにし途中麦踏を早い年内の時期に行い4月伸長を始める時期に追肥をおこなうことで順調な生育が期待できる。また種を播いた直後に稲わらの敷き草を行った箇所があったがその場合の結果が良いと感じた。土に生息するミミズや土のダニ類などの小動物が有機物とからませることで微生物の活動も活発になり肥料吸収をよくするのだろう。できるだけ不耕起状態で溝を固定することで生き物にも生活の場を与えるといいのかもしれない。この方法はトラクターのような大きな機械を使わないくわやまんのうに頼った作業であるから現代の農家の技術からは離れている。家庭菜園というところである。