農を語る

自然にやさしい不耕起栽培

佐倉の塾対応の大豆と水田の今の様子

2023-05-31 09:30:30 | 日本不耕起栽培普及会
連続して雨の予報であったが昨日は雨はやんでムシムシの陽気だった。6月4日からの大豆塾であるが事前の準備としてハウスを片付け種をまいた。丹波黒、アゼクロ、小糸在来、小粒大豆である。
水田の実験田の様子ですが5月3,4日に5.5葉で田植えを行いました。10坪水田では昨年は田植え前にコナギが発芽し、レーキで除去できたが、今年水田にに水を確保できずコナギの発芽が遅れたうえ時に間に合わなかった。丁度今発芽したコナギを浮き上がらせている。マツバエのある所はコナギが出ていないのでどちらを優先するかである。稲苗は田植えから27日目であるからおよそ9日で新しい葉が出るとして9枚である。分げつ茎は3本となる。ここのところ堪水も順調にできているので藻類が発生し雑草の出芽を抑えている。葉に数字を日付とともに記入する。
コナギをひっかき棒で浮かせるか田下駄で踏みつける。
桑山さん管理の水田,藻類の広がりで光線を遮られ雑草の出芽がおさえられる。
1本植を作り葉に日付と枚数を記入していく、これまでは9日で1枚の葉がでて,分げつ茎もすでに3本できている。

多古染井、神谷水田の今、大塚家族が松戸から土日通って冬期堪水田を管理

2023-05-29 09:01:48 | 日本不耕起栽培普及会
神谷さんがいる頃はヤベイズルで大変だったが3年ほどで撃退した。3セという狭い水田だが大塚さんは神事にかかわるイセヒカリを栽培、今年3年目だが岩澤信夫さんのモデルのような水田である。
その脇に2枚の1.2セの水田がある7年前引き継いだ年にコウノトリが2月に2泊3日のわずかな期間であったが飛来した。餌となるドジョウの数が少ないためであった。今年静岡の菊川水田で青島康弘さんがサヤミドロ溢れる冬期堪水田で不耕起堪水田を実現させ無肥料でも多収を実現させた。ただ借地1年目であったから今年も同じようにとれるようにはいかないと思うがサヤミドロの存在は大切である。千葉県で、不耕起水田関連の存在する水田を探し歩いた。香取の藤崎さんの弁では6月暖かくなればという話であったが、痕跡は探しあてた。佐倉の実験田、多古の天井田、稲敷郡金江津などである。
ところがコウノトリが来た水田で広範囲に発生し田植えの際やはり邪魔になるからと水田の畦に引き上げていた。
神谷水田イセヒカリ
サヤミドロのジュータン

菊川の青島さんの水田のサヤミドロ効果について香取の藤崎芳秀さんの経験と突き合わせて検証する

2023-05-25 14:56:09 | 日本不耕起栽培普及会
今年の1月26日、3月20日菊川の冬期の調査見学をおこなった。氷が張るような寒い時期にもサヤミドロは菊川の水田脇の側溝で観察できた。
千葉に帰ってから佐倉と、多古の2か所(桜宮自然公園の天井田と染井の大塚水田),茨城稲敷郡金江津の福田水田の水の取り入れ口の4か所でサヤミドロを発見できた。
香取の藤崎さんはサヤミドロの発生時期は6月で暖かくなってからと語っていたがそのもとになる種の分は年中その水田の周りで生き続けていたのだとおもう。丁度アカウキクサ、イチョウウキゴケが不耕起堪水を3年続けると発生するのと同じで古代からの遺伝子といったものではないか。特に水田単作地帯の利根川水系とか滋賀の琵琶湖周辺環境は類似している。
菊川の水田脇の側溝ここにサヤミドロがいた。
昨年この水田でサヤミドロが発生、流水がポイントのよです。
生き物豊かな水田だった。イトミミズユスリカトビムシなどでいっぱいだった。

佐倉と多古の里山は類似した環境でサシバが飛び交っている

2023-05-07 10:55:57 | 日本不耕起栽培普及会
あらためて私たち日本不耕起栽培普及会は成苗の5葉を目指し、今年は1箱浸種した種で60グラムで育て根の育ちかたも順調でボカシ肥も雑菌も抑えられて順調であった。生き物関係でもそれぞれ確認を初めている。映像は準備できなかったが佐倉実験田ではヒル、多古桜宮自然公園ではシマヘビ、ヤゴ,サワガニ、トビムシなどである。コシヒカリの苗の状態です。
天井田でサワガニです
トンボのヤゴです。大量の虫たちの生息は確認できていないが今後報告していきたいとおもいます。